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Channel: 寺山 英樹 | ダイビングと海の総合サイト・オーシャナ
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ゴージャス!ひと味違う宮古島の地形ポイントを味わいたいなら南海岸へ

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宮古島南海岸のダイビングポイント・七又アーチ(撮影:越智隆治)

宮古島潜り歩き、最後は南海岸エリアの海へ。

北東の風が吹く冬場がベストシーズンで、他のエリアと比べて潜れる期間が少ないかわりに、潜れれば極上の地形が待っていると言われ、ダイバーも少ないので、まさに穴ポイントの穴場。

このエリアをメインで潜っている唯一のダイビングショップDIVE宮古島のボートに乗って、あいにくの曇り空とうねりの中、南海岸を代表するダイビングポイント「七又アーチ」へ。

船上から見る海岸線を見ているだけで、潜る前から水中の迫力を予感させられます。

宮古島南海岸のダイビングポイント・七又アーチ(撮影:越智隆治)

長年の荒波で激しく削られた断崖絶壁の海岸線。洞窟もたくさんある

「七又アーチ」に到着すると、岸壁に巨大な穴が開いており、まるで基地のよう。
戦艦でも出てきそうです。

宮古島南海岸のダイビングポイント・七又アーチ(撮影:越智隆治)

エントリーすると、まず、青い!
多くのガイドも「あそこは透明度や海の色がひと味違う」と言うように、思わずロタを思い出しました。

七又アーチに到着すると、船上から見たままの迫力ある世界。

宮古島南海岸のダイビングポイント・七又アーチ(撮影:越智隆治)

奥行きと広がりのある洞窟は、これまで潜ってきた地形ポイントと違い、造形美という意味では、最もゴージャスでした。

宮古島を初めて潜る越智カメラマンも「ケーブの中から光と影でケーブの美しさを表現する地形ポイントはたくさんあるんだけど、外側から撮影して、これだけの迫力を表現できるのは唯一かもしれない」と絶賛。

宮古島南海岸のダイビングポイント・七又アーチ(撮影:越智隆治)

台風のうねりで、地形ポイントはもう1本しか潜れませんでしたが、12~3月には風が安定し、ザトウクジラやマンタとの遭遇も期待できるという南海岸エリア。

ひと味違う宮古島を味わいたいなら、絶対にオススメです。

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