「安全ダイビング提言集」が公開されました ~感想やあとがきなど~
2017年4月29日、NPO「Project Safe Dive」にて、安全ダイビングのためにピックアップした15のテーマについての提言集を公開しました。 当NPOの代表としての率直な思いとしては、この提言が議論の契機となり、活かされ、発足の経緯ともなった、皆さまの「安全ダイビングのために」という思いに応えられれば幸いです。 15人の有識者による「安全ダイビングの提言集」を公開しました 感想や思い...
View Articleダイバー的プロポーズにぴったりな言葉15選
ダイバー鉄板のプロポーズといえば、「僕の一生のバディになってください」。 しかし、マンネリ化してきたことも否めないので、もっと気の利いた愛の言葉を募ったところ、なかなか素敵な言葉が集まりました。 ぜひ、参考にしてみてください! あ、ちなみに、ピックアップは、厳正なる私の独断と偏見です(笑)。 トップ3を発表する前に、まずは入選から。 【正統派で賞】...
View Articleバディダイビングはタブーでもなんでもない。やらないことはビジネスの損失
近年、「バディダイビング(セルフダイビング)」と「フリーのインストラクター」をサポートするなど、”攻めている”印象を持つ白崎海洋公園。なぜ、そのようなマーケティングを行なうのでしょうか。白崎海洋公園の支配人であり、マレア・クリエイトの統括部長である中西剛史さんにお聞きしました。 全4回連載(4日連続)でお届けします。 なぜ、白崎海洋公園が“攻めている”と感じるのか 寺山...
View Articleエンドユーザーを向くべき ~ショップからの収益が8割でも個人ダイバーを応援する理由~
ダイビング用プールも完備する白崎海洋公園は、スキルアップや講習に最適な環境だ 【前回(第一回)】 バディダイビングはタブーでもなんでもない。やらないことはビジネスの損失 批判も聞いたことがないし、懸念もない エンドユーザーを向けばいいだけ 寺山...
View Articleバディダイバーは1000人に届く勢い ~海況判断もダイバーの自己責任~
前回(第2回) エンドユーザーを向くべき ~ショップからの収益が8割でも個人ダイバーを応援する理由~ 事故のリスクをどう考える? 寺山 業界的なしがらみはまったく気にならなかったようですが(笑)、では、実際、バディダイビングを始めると決めてから、一番気になったことは何ですか? 中西 やっぱり、事故の懸念と起こった後の責任問題。...
View Articleダイバーを増やすには「まずは眠っているインストラクターの環境を整えてあげること」
4回も連載を想定していなくて困った末のWおっさん。ごめんなさい…… 前回(第3回) バディダイバーは1000人に届く勢い ~海況判断もダイバーの自己責任~ フリーのインストラクターを 応援する理由 寺山 白崎海洋公園のプロジェクトといえば、もうひとつ。 2016年の暮れから始めたフリー、個人のインストラクターを応援するプロジェクト。...
View Articleダイバーもライフジャケットを着ることになるの? ~”すべての乗船者へ着用義務化”を考える~
2017年4月30日にアップされた、DAN JAPAN発刊の会報誌「Alert Diver Monthly」4月号において、「ライフジャケット着用義務範囲拡大」という、気になるニュースが取り上げられています。 ダイバーへの影響は無いのでしょうか? ダイビングポイントまでの船上、 ダイバーもライフジャケットを着るの?...
View Article八丈ブルーに漂うブルードラゴン(アオミノウミウシ) ~ダイバーなら一度は会いたい美し過ぎるウミウシ~
美し過ぎるウミウシとして世界中で話題のブルードラゴン(アオミノウミウシ)。 ダイバーでなくとも一度は会いたいこのウミウシ、なんと日本、しかも東京で見られるのです。ということで、ブルードラゴンに逢いに八丈島(東京ですw)にやって来て、ついに、念願叶って逢うことができました!...
View Article八丈島のアオリイカの産卵はひと味違う? いや、ひとサイズ違います!
四季折々のシーンが楽しめる日本の海で、初夏の風物詩といえばアオリイカの産卵。 伊豆半島では7~9月ごろがシーズンですが、八丈島では、例年、4月ごろから見られ始め、GWに盛り上がり、6月末ごろには終了なんだとか。 日本人ダイバーならアオリイカの産卵を見てから夏を迎えたい! ということで、八丈島のビッグビーチ「八重根」の産卵床へ。 例年、3月ごろ、山から切り出した木が、産卵床ととして設置されている...
View Articleインストラクターがロゴシーズを使うメリットとは? ~いち早く標準化したダイビングショップに聞く~
これまで水中会話装置「ロゴシーズ」のさまざまな可能性を検証してきたが、すでにロゴシーズをデフォルト化して活用しているダイビングショップ「セカンドステーション」。 いち早くロゴシーズを導入し、講習はもちろん、ファンダイビングで実践的に活用している。 なぜ導入したのか? 実際、どのように活用しているのか? ダイビング事業責任者の西森稔朗さんに聞いた。 インストラクター歴18年。愛称はハナさん...
View Article学生ダイバーのための「知っておきたい法的リスク」~セミナー開催のお知らせ~
オーシャナサロンでのセミナー風景 2017年7月4日(火)、プロ資格を持つ学生ダイバーやダイビングチームを運営する学生のためのセミナーが開催されます。 ◆主催:NPOプロジェクトセーフダイブ 多くのダイビング訴訟を担当してきた上野園美弁護士をお招きし、大学のダイビングチームで活動する際、学生ダイバーが知っておきたい法的リスクとヘッジについて講演していただきます。...
View ArticleQ.気が付いたら他のグループにいる!? さて、どうする? ~ダイバーアンケート~
昔、バイトでアシスタントをしていた時のこと。 ショップのグループ同士が交差する時、よそ見をしているゲストが違うグループに付いていってしまうことがありました。繁忙期で透明度が悪い時など特に。 一見さんのゲスト同士だったり、そのエリアのガイドがみんなロクハンだったりすると、意外と水中ではわからないものです。...
View Article右車線の運転で混乱するあなたへ ~海外の車の運転で事故体験から~
海外で運転する時の対策は だいぶアナログ…… 裏路地にあるダイビングサービスをたずね、ホテルへ戻ろうと車を走り始めた瞬間、あろうことか、前方から逆走してくる対向車が! よけるだろうと高をくくったのが大間違い。至近距離まで近づいても逆走を続ける対向車。 「ふざけるなよ!」と怒りがこみ上げつつ、懸命にハンドルを切り事故を回避。 危うく正面衝突するところでした。...
View Article私をダイブへ連れてって ~石垣島ヒッチダイビング・ドキュメント~
これは、出張中にダイビングを我慢できなかった男の物語である……。 ダイビングをしない予定の八重山旅 が……たまらん! 潜っちゃおっと! 久しぶりの八重山だというのに、ダイバーには夢のような沖縄、宮古島、石垣島のアイランドホッピングだというのに、予定はまさかのノーダイビング……。 ダイビングのお仕事ではあるものの、陸のみのスケジュール。...
View Article真夏の海にダンゴウオが登場! ~ウエットスーツで会える冬のアイドルにダイバー大喜び~
真夏のダンゴウオ(画像提供/ブルーライン田後) 2017年7月15日(土)、ダイバーの冬の人気者として知られるダンゴウオが、鳥取・田後(たじり)の海に登場! 例年、6月中下旬には姿を消すので、この時期に見られるのはレア。 ナイトダイビングで発見されたときに水温は25~26度で、ウエットスーツで快適に見られるダンゴウオにダイバーは大喜びだ。...
View Article「学生ダイバーが知っておきたい法的リスク」に参加して
2017年7月5日(火)、オーシャナサロンにて、NPOプロジェクトセーフダイブ主催の「学生ダイバーが知っておきたい法的リスク」が開催されました。 ※詳しいレポートの様子は、こちらをご覧ください。 学生ダイバーのための「知っておきたい法的リスク」~セミナー開催報告~ 当NPOの代表である私は、主に聞き手で参加していましたが、まず、一番に感じたことは、やはりダイビングとは入口が大事ということです。...
View Articleダイバーに話題! “宮古島まも海ちゃん”の水中パトロールに密着
宮古島の海中を守る、宮古島まも海ちゃん 宮古島の陸の安全を守る存在といえば、宮古島まもる君。 2016年現在、島内に19人の兄弟がいて、若干、キモ面だが、島の安全に目を光らせる警察官として親しまれている。 宮古島内に設置されている宮古島まもる君。By Opqr (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commonsそんな宮古島まもる君に、「海中で出会った!」...
View Articleバディダイビングをはじめる前の心得 ~まずは、潜り慣れた海からはじめるのがベスト! ~
現地ダイビングセンターの情報を活用し、バディ同士でダイブプランを立てよう! 建前上、Cカード講習ではバディダイビングができることになっているが、Cカードを取得しても意外と知らないことは多く、いきなりバディダイビングをすることに抵抗がある方も多いのでは? 前回紹介したバディダイビングをするための3つの条件をクリアしていれば、ぜひデビューしよう!...
View Articleバディダイビング・ツアープランニング ~潜る前に、決めておくべき5つのプラン~
はじめてバディダイビングをする方のための心得から実践マニュアル連載です。 潜る前に決めておくべき5つのプラン いよいよバディダイビングへ! となったら、まず、最初にすることは潜る前のプランニング。 以下、具体的なプラン項目を紹介するが、安全あってこそのバディダイビング。 少々の緊張感はむしろ良い方向に左右するが、大いなる不安を抱えながら潜るのはご法度だ。...
View Articleバディダイビング(セルフダイビング)プランニング ~潜水計画書を作ってみよう!~
ダイビングのプランニングのためには、潜水計画書を作ってみよう! 潜水計画書のフォーマットは、自分が潜りやすいものを使えばよく、正解はない。 経験の無いダイバーは、最初はすべての内容を網羅するような計画書を使って、潜り慣れた海で情報や経験が増えてきたら要素を減らしていくのがオススメ。...
View Articleダイビング中に、シイラの幼魚を発見! ~石橋ダイビングセンター~
伊豆半島の入り口「石橋」に登場したシイラの幼魚 2017年8月25日(金)、伊豆半島の入り口「石橋」の海で、シイラの幼魚が発見された。 回遊魚としてダイバーに人気のシイラだが、「石橋がオープンして7年目で、シイラは初めてです! しかも幼魚は、伊豆でも聞いたことがありません」と、石橋ダイビングセンターのオーナー・滝田叔歳さんも電話の向こうで興奮気味。...
View Article2017年夏・ダイビング事故まとめ ~11件の事故から考える、安全に潜るための意識〜
2017年夏のダイビング死亡事故 1カ月間で8件 毎年、水難事故が増える夏のシーズン。 ダイビングも例外ではなく、残念ながら、今年(2017年)も死亡事故が続いています。 「潜水救急ネットワーク沖縄」の協力により得た事故情報をまとめると、7月末から8月31日現在に報道されているダイビング事故は11件。...
View ArticleQダイブテーブル、使えますか? ~ダイバーズアンケート~
NAUIのダイブテーブル 僕がダイビングを始めたころ(20年くらい前)、ダイブテーブルを使って潜水計画を立てて潜っていましたが、今では「見たこともない……」なんて声まで聞くようになりました。 実際、ダイバーの皆さん、ダイブテーブルを使えるのでしょうか? また、実際に使っているのでしょうか? Note: There is a poll embedded within this post, please...
View Articleダイバー・トラウマ映画「海底47m」を見てきました ~この夏もう、あなたは海に潜れない~
ダイバーの間で密かに話題となっていた映画「海底47m」を見てきました。 なぜ、公開が終わるこのタイミングかといえば、こんな不埒なキャッチコピーを付けているから。 “この夏もう、あなたは海に潜れない” こらこら(笑)。 「シャークケージダイビング」(水中の檻の中からサメをウオッチするスタイル)をしている最中、船から檻を吊るしているロープが切れて、海底47mに沈むという、絶対に体験したくないストーリー...
View Article「おクジラさま ふたつの正義の物語」感想レビュー ~イルカの追い込み漁で揺れた太地が舞台~
2016年9月9日(土)より東京・渋谷ユーロスペースから公開の「おクジラさま ~ふたつの正義の物語~」を見てきました。 【あらすじ】...
View Articleメガマウスは幻の深海ザメではない⁉ ~狂騒曲の裏側~
(写真提供/波左間海中公園 高橋和也) 2017年5月22日(月)朝4時半頃、千葉県館山市の定置網にメガマウスがかかり、ダイバーにはおなじみの「波左間海中公園」に生きたまま移され、連日、メディアで大きく報じられました。シャークジャーナリストの沼口麻子さんをお迎えして、今こそ、改めてメガマウス・フィーバーについて振り返ります。 ■対談ゲスト/沼口麻子さん(シャークジャーナリスト)...
View Articleメガマウスはなぜ死んでしまったのか ~死因は窒息?~
死んでしまった理由は窒息!? 寺山 最初はすごい元気だったと聞いたのですが、そんなにすぐに弱ってしまうものなのでしょうか? 沼口 その辺は、まだよく分かっていません。今年の1月に美ら海水族館がホホジロザメを展示したことがニュースになりましたが、2日ぐらいで死んでしまいました。これも、前日までは超元気に泳いでいたそうです。 寺山 単純に考えるとストレスってことなんでしょうか。 沼口...
View Articleいくらなの? 利用方法は? 死んでしまったメガマウスのその後
引き上げ作業中に外部形態の観察をする沼口さん(写真提供/波左間海中公園) その後、どうなったの? 死んでしまったメガマウス 寺山 死んだ後のメガマウスはどうなったのでしょうか? 沼口 メガマウスザメをどうするかの問題は、長時間話し合いがもたれていました。...
View ArticleメガマウスQ&A5 ~どこにいる? 何食べる? 名前は?~
メガマウスザメの歯(写真提供/沼口麻子さん) 1.サメの3%しかいない ネズミザメの仲間 寺山 正しくメガマウス知ってもらうためにも、メガマウス自体についてお聞きします。 幻とは言えないまでも、数は少ないサメなんでしょうか? 沼口...
View Article繁殖に時間のかかるサメの保護で大事なこと
サメは繁殖に時間がかかるので 乱獲するといなくなってしまう 寺山 話が少し逸れますが、沼口さんが一番会いたいサメって何ですか? 沼口 ずっとウバザメに会いたい思いが強かったんですが、この前、ついにスコットランドで会うことができました。生きているメガマウスザメも貴重ですが、絶滅危惧種にリストアップされているウバザメは、なかなか出会うことができないのですごく貴重な体験でした。 そのときの様子です。...
View Article【ダイビング旅行前編】 トラブル対処ワンポイント・アドバイス1~5
ダイビング旅行前 1. 台風が接近している 例年7〜10月頃、日本に上陸する台風の発生件数が増えます。中でもピークは、8〜9月。シーズン中は、海況に大きな影響を与える台風情報に注意しましょう。 台風の直撃が免れても、前後の日に台風の影響によるうねりが出る場合もあります。現地サービスに連絡をとって、状況を教えてもらうのも手です。 ダイバーなら知っておきたい、台風の進路予想のための4つのポイント 2....
View Articleダイビングスキル〜セッティング編〜
セッティング 6、スーツを着るだけでヘトヘトに ウエットスーツは、力まかせにグイグイ引っ張って着ようとしても、体力ばかり消耗してなかなか着られません。 抵抗を軽減するには、水の力を味方につけること。ウエットスーツの中に水を行き渡らせながら、滑らせるように腕や足を通していきます。 プールや海に飛び込んでしまうのが手っ取り早いですが、シャワーを使うのも◎...
View Article【ビーチエントリー編】トラブル対処ワンポイント・アドバイス11~14
ビーチエントリー 11. 波に翻弄されてしまう 波に向かえば吹っ飛ばされ、また、引き波の時に歩くと、足元をすくわれて……。 なかなか前に進めないのは、波のサイクルを理解していないことが原因でしょう。波とうまく付き合うことがスムーズなビーチエントリーへの近道です。 まず、「波が動いている時は、ダイバーは動かない」が鉄則。...
View Articleダイビングコンピュータで潜水計画は立てられない!? ~でも、9割のダイバーがダイブテーブルを使っていない矛盾~
最近、バディダイビング(セルフダイビング)のために、改めて、“潜水計画”と向き合っていたが、どうにもモヤモヤ。 その理由は、この2つの問いかけに、自分自身が答えを出せないでいたからだ。 ダイブコンピュータで潜水計画って、どうやって立てるの? モヤモヤ 毎回、ダイブテーブルで潜るのは非現実的。じゃあ、潜水計画はいらないの? モヤモヤ...
View Articleダイビング中、気が付いたら他のグル―プにいた! どうしたらいいの?
昔、ダイビングショップのバイトでアシスタントとして、最後尾からグループをウォッチしていた時のこと。 ショップのグループ同士が交差する時、よそ見をしているゲストが違うグループに付いていってしまうことがありました。繁忙期で透明度が悪い時など特に。 一見さんのゲスト同士だったり、そのエリアのガイドがみんなロクハンだったりすると、意外と水中ではわからないものです。...
View Article【ボートエントリー編】トラブル対処ワンポイント・アドバイス15~19
ボートエントリー 15. 船酔いでぐったり 精神的な要素も大きく、緊張していると酔いやすくなってしまうものです。 また、近くばかりを見ていると酔いやすいので、なるべく遠くを見て、景色を楽しみながらポイントまで向かいましょう。 16. エントリーがうまくいかない...
View Article【潜降編】トラブル対処ワンポイント・アドバイス20~23
潜降 20. なかなか沈めない まずは、ウエイトが足りているか確認しましょう。安易に足しすぎてオーバーウエイトにならないよう、適正ウエイトに調整することが大前提です。 そして、最大のポイントは、落ち着いて呼吸をコントロールするすること。大きく息を吸い込んだら、ゆっくりと息を吐き出していきます。8割吐き出したところで息を止め、苦しくなったらひと呼吸し、また息を止めます。...
View Article八丈島のダイビング取材で、一番感動した意外なこととは?
八丈島取材で一緒になった皆さん 先日アップした八丈島のウェブマガジン。 その取材で、率直に一番感動したのは、まさに八丈島に到着したとき。 「なにこれ、体が絶好調なんだけど!」 馬鹿っぽい感想かつ海に感動しないでどうするって話なんだが(笑)、これが八丈島の第一印象。 そう、ダイバーって、結構、初日は寝不足なのだ。 日帰りとか週末とか弾丸とかだとなおさら。...
View Article【ダイビング中・器材編】トラブル対処ワンポイト・アドバイス25~32
ダイビング中【器材】 24. BC:勝手に給気されてしまう 給気ボタンを押したら、エアが勝手に入りっぱなしになってしまうことがあります。落ち着いて中圧ホースを抜きましょう。 原因は、BCのインフレーターホースの給気ボタンの塩ガミ。器材を洗う際には、水につけながらボタンを何度か押し、塩をしっかり落とすことを心がけましょう。...
View Article指2本で水中撮影!? 水中モードで手軽に高クオリティー ~ミラーレス一眼E-M1 Mark II レビュー~
そろそろ取材時の水中撮影用カメラを変えようと、あれこれ悩んでいた時、嬉しいイベントがあった。 「水中フォトスペシャルDay in 伊豆海洋公園ダイビングセンター & OLYMPUS」という企画で、デモ機40台以上をそろえている上に、開発にも携わっている水中写真家・清水淳さんのフォトセミナーも受けられるとあって、すぐに申し込んだ。 自分がオリンパスユーザーな理由...
View Article【ダイビング検証】ロタの海が世界一の透明度って本当? ~メジャーで測ってみた結果~
“世界一の透明度”といわれるロタの海。 ただ、常時40~50m、「100mオーバーの時もありますよ!」とガイドさんは言うけれど、尾ひれがついて、話がオーバーになるのはよくあること。 また、ダイバーの会話で交わされる透明度(透視度)は、あくまで目測なので、割とあてになりません。 ※正確には、透明度とは“上から下を見た時に見える距離”で、横に見える距離は“透視度”...
View Article決定版!バブルリングの作り方~3つのコツから応用編までを名人が伝授~
初心者ダイバーのころ、ガイドがおもむろにレギュレーターを口からはずし、プップップッとエアを吐き出すと、水面にむかって太陽に煌めく美しいリングが次々と! とても感動したのと同時に、「ガイドってすごい!」と思ったものです。 ダイバーなら一度はやってみたいバブルリングですが、簡単そうで意外と難しく、コツがいります。...
View Articleなぜ、 “Paragon(パラゴン)”はカッコいいのか ~使う前から惚れるダイビング・マスク~
ダイビング・マスクに ハイスペックは必要か!? ダイビングギアに対して、ある意味、 “元も子もない”ことを言ってみる。 「ダイビングギアにハイスペック(性能)を求めるダイバーは少ないのではないだろうか」 価格やデザインを重視する傾向になってきたという背景だけでなく、ダイビングに競技性がないこともあって、ダイナミックな技術革新はなかなか難しい。 潜れればいい。違いがよくわからない。...
View Articleパラゴン(Paragon)の圧倒的なフィット感 5つの理由 ~ダイビング・マスクのレビュー~
使ってみた感想は、 圧倒的なフィット感” TUSAブランドが、その技術を結集させて世に送り出したマスク、“Paragon(パラゴン)”。 使う前からひと目ぼれしてしまったマスクだが、実際に使ってみたらどうだろうか。 なぜ、 “Paragon(パラゴン)”はカッコいいのか ~使う前から惚れるダイビング・マスク~ 長期で使ってみないことにはわからないこともあるが、海で3日使ってみた感想は、圧倒的な...
View Article山形県の鶴岡沖でダイビング死亡事故。ガイドの注意義務範囲が明確でない中で、どのように捜査が進むのか
写真/越智隆治 山形県鶴岡沖で 女性ダイバーの死亡事故が発生 ダイビングもいよいよ夏本番を迎えましたが、残念ながら死亡事故が発生しました。 まずは亡くなられたダイバー方のご冥福を心よりお祈りいたします。 山形県鶴岡市で18日、ダイビングをしていた女性が死亡した。酒田海上保安部はダイビング業者の安全管理に問題が無かったかについて調べを進めている。...
View Article私がKalypse(カリプス)のウエットスーツを選んだ理由 ~実際にオーダーして潜ってみた~
2018年春より日本でも入手できるようなった、フランスのテーラーメイド・ウエットスーツKalypse(カリプス)。 ワンランク上を求めるヨーロピアンダイバーに支持される、テーラーメイドの一点ものスーツだ。 ちょうど、ウエットスーツを新調しようと思っていたので、オーダーしてみた。 フランスのテーラーメイド・ウエットスーツでダイビングをエレガントに...
View Articleマウスピースのトラブル勝手にトップ5~レギュレーターから出てきたものは…~
先日、ご紹介した、衝撃のレギュレーターからゴキブリぽろり……。 レギュレーターからゴキブリが…… ~長期保管していた器材や譲渡品の器材、ご注意ください!~ 関連して、今回は、マウスピースに関するトラブルあれこれをご紹介します。 さもありなんというものから意外なものまで、自分が実際に見たり聞いたりした中でのトップ5を発表します。 ■5位 マウスピースあるある!? 噛み切る これは意外と聞く話。...
View Article40歳オッサンダイバーの恋の行方
以前、『マリンダイビング』の僕の分身である和尚が連載しているコラム「スキルアップ寺子屋」で、40歳のオッサンから恋の相談がありました。 先日、その相談者であるMさんと実際にお会いする機会があり、その後、驚きのエピソードを聞いたのでご紹介します。 まず、質問の内容から。 40歳のヤングなオッサンであるMさんが恋をしたのが、沖縄の25歳のガイドさん。...
View Articleオーバーホール、どれぐらいの頻度でしてますか?~オーシャナ・アンケート~
現在、特集中の一からわかるオーバーホール特集。 安全の楽しく潜るためには、1年に1回、100本に1回が目安と言われていますが、実際、皆さんは定期的にオーバーホールしていますか? また、どれくらいの頻度でオーバーホールしていますか? およその目安を教えてください。 Note: There is a poll embedded within this post, please visit the...
View Articleもし、ダイビング中に津波が起きたら?
日本で地震が増えている。 海外の海底火山の噴火や大きな地震で、津波警報が発令されることもあった。 太平洋という広い海の一角にある日本は、内陸の国に比べると津波の影響を受けやすい。 東日本大震災の大津波の災害を見て、こう思ったダイバーは少なくないはずだ。 もし、ダイビング中に津波が起きたら? そこで、自然科学が専門でダイバーでもある、《東京都市大学自然科学...
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