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Channel: 寺山 英樹 | ダイビングと海の総合サイト・オーシャナ
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インドネシア・バリの行方不明者を捜索するヘリのチャーター費用を募集します

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※2014/2/18 13:30追記
現在、捜索協力費の募集は終了いたしました。
詳しくは、この記事の最下部をご覧ください。

インドネシア・バリのダイビング事故ですが、本日(2月16日)1回目の現地ダイビングショップ有志によるヘリ捜索でも、未だ行方不明者の発見に至っていません。

現地からの情報によれば、今日は、これまで沿岸船中心だった捜索を南のインド洋を重点的に行っているようです。

恩納村のビーチ(撮影:越智隆治)

※写真はイメージです。今回の事故とは関係ありません

当初から、「ダイビングポイント周辺や沿岸部より南海域の捜索が有効」との現地ダイビング関係者の声も多く、ぜひ発見につながって欲しいと祈るばかりです。

広大なインド洋の捜索ということで、ヘリコプターが有効ですが、公用には限りがあり、個別の団体やダイビングショップ有志によって民間ヘリを飛ばしている状況です。

しかし、ヘリコプターのチャーターには2時間半で4400ドルほどかかるので、そう何度も飛ばせないということは前回の記事でお伝えした通りですが、その記事を読んだ行方不明者の友人や仕事仲間、ご家族の方々が、「ぜひ、私たちもヘリコプターをチャーターしたい」と申し出られ、本来は予定になかった明日以降のヘリ捜索も続行することになりました。

そこで、オーシャナでは彼らの負担を少しでも減らすことを目的として、捜索協力費を募集します。
主旨にご賛同いただける方は、任意の金額をお振込みいただければと思います。

※期限は2014年2月21日(金)まで。
※できればお振込み名義のお名前の前に「ソウサクヒ」とご記入ください。
※基本的にはヘリの捜索に使用しますが、他に有効な手段があった場合、その限りではありません。
※もし、海況によりヘリが飛べない、あるいは余った場合は、今回捜索に関わった関係者にお渡ししたいと思います(必ずオーシャナ上でご報告します)。
※ヘリ捜索後も、彼らの負担を減らすために捜索協力費は有効ですのでお願いします。

事故の内容についてはまったくわかっておらず、行方不明者がどのような状況で潜っていたかもわかりません。

しかし、すべては救出されてからの問題で、まずは救出する可能性を信じたいと思います。

捜索協力費の振込先(終了しました)

※2014/2/18 13:30追記

お陰様で、皆さまからの捜索協力費が530万円を超えました。
現状での捜索には十分な額ですので、いったん募集を終了いたします。
捜索の他に余った協力費については、現地や関係者ともお話した上で、なるべく皆さんの意に添う形で遣い、その使途についてはオーシャナ上でご報告させていただきます。

ジャパンネット銀行
すずめ支店 普通口座 2048472
ド)イーストブルー

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道産子ダイバーから聞いた海のお話「オーシャナ・パーティーin北海道」開催レポート

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2013年2月12日(水)、北海道・札幌の京王プラザホテルで「オーシャナ・パーティーin北海道」を開催。
平日にもかかわらず、およそ40名の道産子ダイバーたちが集まり盛り上がりました。
■協力/TUSA

オーシャナパーティーin北海道

乾杯の後はすぐにスライド・トークショー。
これまで潜ってきた100を超える海の中から「海の話なんでもベスト3」をテーマに、体験談を越智カメラマンの撮影した写真と共に40分ほど話させていただきました。

オーシャナパーティーin北海道

皆さん、ツッコミあり、笑いあり、感嘆の声ありと、こうした講演ではこれまでで一番活気のある盛り上がりをみせる上映会となりました。

「取材中の怖かった体験談ベスト3」や越智カメラマンのクジラなど海獣系の写真への興味が高かったように感じました。

上映後、「潜りに行きたくなりました!」「あんな海があるなんて」と言っていただいたのは嬉しかったですね。

上映会の後は、ダイバーの皆さんとの交流会。

オーシャナパーティーin北海道

こちらも道産子ダイバーに興味津々で、質問を受けるより、むしろ取材モードで根掘り葉掘り聞いてしまったのですが(汗)、おもしろかったお話をいくつかご紹介します。

■やっぱり、寒さに強い⁉

夏の海はウエットでいけるほどの水温とはいえ、やはり本州に比べれば低い。
僕の感覚ではドライとウエットの境目は20度ですが、北海道ダイバーは15~17度辺りかなと。

また、沖縄に潜りに行った時に、ガイドが「今日は寒いですよ~」と言っている中、Tシャツ・短パンで潜って驚かれるなど、ちょっと欧米テイストな道産子ダイバーでした(笑)。

■アイドルはやっぱりあいつ⁉

トドや流氷などスペシャルなダイビングだけでなく、いわゆる普通のファンダイビングも盛ん。
関東ダイバーが伊豆に行くように、関西ダイバーが紀伊半島に行くように、札幌ダイバーは2時間ほどの積丹半島が定番。

やっぱり色がある生物が人気のようで、ダンゴウオは鉄板でしたが、「コブダイの幼魚はオレンジで目立つ!」「アイナメがきれい!」「イシダイの赤ちゃんが可愛い」というのが北の海っぽいなーと思ったのと同時に、「やっぱり、結構地味なんですね」と失言(笑)。

しかし、積丹に通い続けている方が作ったフォトブックを見せていただくと、積丹ブルーと呼ばれる美しく豊かな海が広がっており、襟をただしました。

ミナミハコフグの幼魚など、南のアイドルがやって来きますが、黒潮ではなく対馬海流に乗って来るのもおもしろいですね。

■夏の北海道はいい!らしい

皆さんが口をそろえるのが「夏に潜りに来てください!」。
ウエットスーツで潜れる海はもちろん、積丹の夏といえばウニ!
積丹ブルーで遊んで、ウニ丼をたらふく食べてって、考えただけでよだれが……。

ポセイドンの工藤さんも「羅臼(らうす)の夏もおもしろいんですよ~」と言うし、アビイウェーブの大川さんも夏の積丹の魅力を何度もレポートしてくれています。
北海道にウエットスーツで潜れるシーズン到来、透明度も20m! | オーシャナ

夏の北海道、潜りたい!(>_<)

■マイタンクで潜るセルフダイバー

セルフダイバーも結構いらっしゃっていましたが、驚いたことに、皆さん、マイタンクを持っていました。
今では珍しいですが、チャージしてくれるところが結構あるそうで、漁師さんの理解のもと、古き良きダイビング環境が残っているようです。

セルフダイバーさんたちの身にまとう雰囲気は、伊豆に熱心に通うダイバーたちのそれに似ていましたが、冬の寒さが結構違うかも(笑)

まだまだいろいろお話は聞いたのですが、いずれ機会があれば紹介します。

パーティーの最後は、「ダイビングあるある」クイズ大会。
こちらも大いに盛り上がり、男性と女性、それぞれの優勝者には、TUSAより、イチオシのマスクがプレゼントされました。

オーシャナパーティーin北海道

女性優勝の渡辺さんには、日本人女性を美しく見せる1眼マスク“ティナ”、男性優勝の服部さんには、視界最大MAXで装着感にこだわった1眼マスク“フリーダムHD”がプレゼントされました

ということであっという間の2時間。
なぜか、乾杯で締めるという札幌の風習にならって、乾杯! 

オーシャナパーティーin北海道

感じたのは、皆さんとても積極的だということ。
「この機会に、ダイバー同士で海の話をして楽しもう!」という気持ちが伝わってきて、和やかかつ賑やかで、終始とても活気のある雰囲気でした。

その辺でなるほどと思ったのが、「北海道って、意外とダイバーが集まるイベントってないんですよ」という参加者の言葉。

確かに、東京ではしょっちゅうダイバーが楽しめる企画や写真展をやっていますが、札幌だけでなく、地方では、そういう企画は少ないのかもしれませんね。

札幌も含めて、またいろいろな地方でこういうイベントを開催したいと思いました。

札幌の皆さん、ありがとうございました!
今度は、海でお会いしましょう。

【参加していただいた札幌ダイバーの皆さん】

オーシャナパーティーin北海道

オーシャナパーティーin北海道

オーシャナパーティーin北海道

オーシャナパーティーin北海道

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インドネシア・バリの事故、日本人女性5人の生存を確認した本日の現地状況レポート

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インドネシア・バリ島近辺の海域でのダイビング事故に関する件、ご存知のように、本日いろいろ動きがありましたので、ご報告します。

グレートバリアリーフ(撮影:越智隆治)

※写真はイメージです。今回の事故とは関係ありません

今日の流れは僕のツイッター履歴を一番下に羅列しておきますのでご覧ください。

情報が錯綜していますが、本日(2月17日)、23:00の最終段階で把握していることをお伝えしておきます。

まず、こちらに入っている情報は、救出されたのはイエロースクーバの古川さおりさんほか、ダイビングショップワンピース5名のうち4名。

※今回、インストラクターの山本さんを含む「ダイビングショップワンピース」のメンバー5人が、micの旅行部門「buddy tour」を通じて現地ダイビングサービス「イエロースクーバ」で潜るという構図。

発見された皆さんは、命に別状はないとのことです。
発見されていないのは、ワンピースから参加した宮田律子さんとイエロースクーバのインストラクター・高橋祥子さんとのこと。

情報のソースは、ツアー参加者5人のグループ・沖縄のダイビングショップ「ワンピース」の代表・宮本大輔さんと、彼をサポートし、捜索グループの一員でもある現地ダイビングサービス「スランガンマリンサービス」(現場のヌサペニダ周辺を専門に潜っています)の三木弘子さんです。

お二人は現在、ワンピースのゲスト4名が搬送された病院で付き添っているそうで、一般メディアに追われることを望んでおらず、病院名等は差し控えたいと思います。

皆さんからいただいた捜索協力金と明日の予定

昨夜から募集していた捜索協力金、現在、400万円を超えました。

宮本さんより、皆さんへのコメントです。

「何としても発見したいという強い思いの中、こうした支援はとても心強く感激です。また、これで、『可能性がある限り、捜索を続けたい』というご家族の思いにも応えられると思います。協力していただいた皆様、本当にありがとうございました」

明日も捜索は続きます。
これまでも皆さんの協力金を有効に使わせていただきましたが、明日も捜索に有効に使っていただけるようにお願いしています。

使途については、当初はヘリコプターが中心でしたが、海況が絞れてきたので、ボートや他のことに使わせていただくこともあります。

当初は「とにかくチャーターのヘリコプターを!」ということで始めた募金ですが、本日悪天候のためヘリが飛べなかったことや、現地の状況が刻々と変わっていることをご理解ください。
※想像以上の金額ですので、早急に発見された場合の使い道などは後日改めてお伝えします。

皆さんのおかげでバックアップは整いました。
あとは現地の皆さんにお任せして、明日、残りの二人も見つかることを祈りましょう。

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バリ島でのダイビング事故、現状の経過と今後の検証・総括に向けて

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インドネシア・バリ島近辺の海域でのダイビング事故。
ここまでのまとめと、今後についてお伝えします。

セブ島の魚の群れ(撮影:越智隆治)

※写真はイメージです。今回の事故が起こった海とは関係ありません

前回のレポート(インドネシア・バリの事故、日本人女性5人の生存を確認した本日の現地状況レポート)から、これまでの流れは、僕のツイッター履歴を一番下に羅列しておきますのでご覧ください。

本日(2月19日)12:00現在、ご存知のように、漂流した7名のうち5名が救出され、残念ながら、昨日(2月18日)、宮田律子さんのご遺体がサヌール沖で発見されました。

ご遺体発見時のご様子は、僕が情報交換している、バリ在住のインストラクターMari Matsumotoさんのブログに詳しいです。

これで行方不明者はあと1人。
高橋祥子さんの発見を、現地の方々に託して祈るしかありません。

未だ捜索が続いていますが、並行して今後について考えてよいフェーズだと思います。

今後、重要なことは事故の検証・総括・提案なのは言うまでもありません。

世間からここまで注目されたダイビング事故。
きちんと、情報公開、検証ができるかどうかが、バリというダイビングエリア、そしてダイビングというレジャーの未来に関わってきます。

現在、一般メディアで原因などが盛んに推測されていますが、僕らダイビング専門メディアは、ここからは、その専門性や知見を活かしながら、しっかりと事実関係をおさえた上で検証していこうと思っています。

きちんとした総括は必要ですが、犯人探しを目的としたものではなく、今回のケースを教訓に、ダイバーの皆さん、そしてダイビング業界にフィードバックしたいと考えており、目的は“安全に楽しいダイビングのため”の発展的なものにしたいと思っています。

ただ、具体的な行動、あるいは検証方法の発表などは、捜索がなんらかの決着を見るまで差し控えたいと思います。

捜索協力金の使途について

皆さんに募った捜索協力金は本日19日朝の時点で600万円を超えました。
当初、民間ヘリコプターチャーター費用の4400ドル(およそ44万円)の少しの足しになればと始めた行動ですが、想像以上の金額になりました。

今月、なるべく早くバリに行き、現地の方々と共に、当事者の方が加入していた保険関係や捜索協力金の使い道を整理して、きちんとご報告したいと思います。

詳細はその後ご報告しますが、現地の捜索状況、皆様の善意が想像以上に集まったことなどにより、もとは捜索目的の名目でしたので返金も視野に入れています。

ただ、繰り返しておきますが、あの時点では、ヘリを飛ばすことが有効との考えのもと、何度も飛ばすのに十分な費用がないという現状だったことをご理解いただけると幸いです。

人命救助において、特に海外ではすぐに使える現金がモノをいう場合がありますし、金額という形で可視化された思いは、物理的なだけでなく、気持ちの面でも、現地の大きなバックアップになったと思います。

捜索を見守りたいと思います。

事故の捜索経過についてのツイート

一般メディアや自分たちのメディアに関してのツイート

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バリ島事故、2/20の現地状況、証言の食い違い、そしてご家族からのお礼

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インドネシア・バリ島近辺の海域でのダイビング事故。

昨日(19日)の記事(バリ島でのダイビング事故、現状の経過と今後の検証・総括に向けて)以降から今日(20日)にかけての流れや関連事項は、一番下のTwitter履歴を参考ください。

セブ島のサンゴ(撮影:越智隆治)

※写真はイメージです。今回の事故とは関係ありません

本日の捜索状況と明日の予定

本日19:45現在、捜索に参加していた現地ダイビングショップガイドによると、午前2艇、午後3艇のボートとヘリコプターで、ヌサペニダからサヌールの南北沿岸まで広域の範囲を懸命に探しましたが、残念ながら、残り1人の行方不明者・高橋祥子さんの発見にはいたりませんでした。

警察は今日で捜索は打ち切りとのことですが、皆さんのバックアップもあり、ダイビングショップ有志の皆さんは、明日、最後の捜索に出る予定です。
※明日が捜索の最終日となる予定です。

最後まで望みを捨てないでいたいと思います。

救出されたご家族からの皆さんへのお礼

本日(2013年2月20日)救出された山本栄美さん(33)のお父様と冨田奈穂美さん(28)の旦那様から、電話をいただきましたのでご報告します。
オーシャナを通じて支援してくださった皆様へ向けたものです。
(協力金ももちろんですが、情報を拡散していただいたすべての皆様に対してです)

残り一人高橋さんのことを気にしつつも、「このたびはご支援いただき感謝しています」、「おかげ様で無事に助かりました。本当にありがとうございました」、「日本からの支援の大きさを聞いて、ずっと心強く思っていました」と何度も何度も皆様へ感謝を述べておりました。

皆様の素早い行動や思いは形となって、実際の捜索活動はもちろん、ご家族にも届いておりました。

異なる見解。足りないピース
検証へ向けて

一般メディアが一斉に引きつつあり、終息ムードに向かっていますが、ダイビング界としてはこれからがまさに始まりです。

生存者である、現地受け入れのガイドインストラクター古川さんとショップツアーのリーダーインストラクター山本さんが証言したことにより、だいぶダイビング自体の内容がわかってきましたが、全貌を明らかにするには証言は不十分、不明点があり、食い違う点も。

■ダイビングショップワンピースの4名の証言を総合した山本栄美さんの証言
バリ島沖事故:救助4人の書面インタビュー回答詳細 – 毎日新聞

■古川さんの一問一答
【バリ島沖日本人不明】「洗濯機の水流のよう」「ココナッツが流れてきて」「翌朝まで手を取り合った」古川さんの一問一答(1/6ページ) – MSN産経west

ただ、極限状態での体験であり、現在混乱状況であること、そして、回答が書面、質問者がダイバーでない可能性などなど、いたしかたないと思います。

さらに、受け入れ側でバリの海を何年も潜っているガイドインストラクターと、参加側のショップのリーダーインストラクターという立場の違う二人からの見え方が違うのも当然でしょう。

ただ、ここでは全体像を把握するため、情報を整理しておくため、事故原因に関係してきそうな、20日8:00時点での古川さんと山本さんの証言の相違点を挙げておきます。

流れにおける相違点

(古川さん)
波はほぼなく、流れもサケナンポイントとしては平均的な穏やかな流波はほぼなく、流れもサケナンポイントとしては平均的な穏やかな流れのドリフトダイブ

(山本さん)
ダイビングは、「こんなに流されて大丈夫かと不安に思った」というほどの激流

ダイビング時間における相違点

(古川さん)
メンバー全員で安全停止を浅瀬で行い、サケナンポイント内で水面に通常浮上。

(山本さん)
ダイビング時間40分の予定を早めに切り上げ水面に浮上。

天候・海面状況の相違点

(古川さん)
強風で波がたち、豪雨で視界が悪くなっていた。
とにかく急な雨と風で一時的に視界がかなりきかなくなった。

(山本さん)
浮上時、スコールは降っていなかった。
水面は多少のうねりはあったが、波はエントリー時と同じく、基本的には落ち着いていて凪の状態。

天候や海況などの自然条件は事故原因に大きく関わるポイント。
また、想像以上の流れ、あるいはダイビング時間の変更など想定外の要素はどこまであったのか。こちらも事故原因に関わるポイント。

相違点を確認し、さらに二人に話を聞いてみないと原因はわからないです。
急がなくてもいいと思います。

もう一度言っておきますが、誰が嘘を言っているとか、誰が悪いと言っているのはありません。
検証のための情報を整理をしているだけです。

ちなみに、ピックアップする側の船長の証言も紹介しておきます。

「3ダイブ目開始時の天候は良好。だが海に潜って15分後に天候が急変、曇り空から激しい雨になったとのこと。『激しい雨によって、ダイバーが海中のどの辺りにいるかを示す海面の泡が見えなくなり、ダイバーの位置を見失った』」

そんな船長も起訴されるとの報道もありますが、事実関係の検証を丁寧にやっていただきたいと思います。
スケープゴートにされることのないよう、行方を見守ると共に、検証もしていきたいと思います。

捜索協力費について

捜索協力金の募集は昨日ストップいたしましたが、本日の時点で、約650万円が集まっています。

明日、捜索が終わる予定ですので、今月のどこかに自分がバリに行き、現地の皆さんや事故当事者・ご家族ご友人と確認のうえ、ご報告します。

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バリ島のダイビング事故。皆さんからお預かりしている捜索協力費について

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2014年2月14日に発生したインドネシア・バリ島のダイビング漂流事故。
5名が救出されましたが、残念ながら1人の死亡が確認され、未だ行方不明者が1人という状況です。

現地では、捜索に加わっていたダイビングショップ有志の方々も徐々に日常に戻りつつありますが、今後の対策等、きっとやらねばならいことも多いでしょう。

行方不明者・高橋祥子さんのご家族を中心とした有志で捜索は続けられていますが、オーシャナとしては、皆さまから集めた協力金6,599,679円(2014年2月27日現在)について、今後のことをお知らせし、随時、丁寧にご報告していかなくてはならないと思っています。

■協力金募集の経緯など

インドネシア・バリの行方不明者を捜索するヘリのチャーター費用を募集します | オーシャナ

セブ島ボルホーンの魚の群れ(撮影:越智隆治)

※写真はイメージです。今回の事故とは関係ありません

1.捜索費用と保険の把握

まず、我々がすべきことは現状の把握。
今回の捜索費用に関して、いつ、どこに、いくらかかったのかを把握することだと思っています。

バリ島という地域柄、また緊急時という事情もあって、どこまで正確な記録があるかわかりませんが、最低限、報告書をいただくなど、最大限の努力をします。
※2月28日から私、寺山はバリ現地入りします。

また、ダイバーたちは海外旅行傷害保険に加入していることがわかったので、救援者費用・捜索費用に関して、どこまで出るのか、どんな手続きが必要なのか(また、他に使える保険に加入しているのか)、そして、適用の意志があるのかなどを確認し、皆さんからの捜索協力費よりも保険の適用を優先できればと考えています。

2月16日に捜索金を募集した際は、スピードを優先しました。
現地で事前に支払う現金さえあれば民間の捜索手段を使うことができることが確認できたため、行方不明ダイバーの保険加入状況の確認よりもまずは捜索費用に必要な現金を用意し、あらゆる捜索の可能性を潰したくないという思いから、まずは捜索金を募集することから始めました。

当時、可及的速やかに必要と思えた4400ドルのヘリコプターチャーターの少しでも足しになれば、と始めたことをご理解ください。

2.協力金の使い道

現地で捜索費として遣われた金額と捜索状況を確認後、使い道として適切かどうかを判断し、精算したいと思います。

「捜索費」の定義としては、基本的には“捜索にかかわった費用”ということですが、その範囲をどこまでにするのかは、現状を把握したうえで決めたいと思います。

3.余剰金の使い道

余剰金が出た場合、基本的には捜索にかかわった費用という名目ですので、それ以外は振り込みをしていただいたご本人に返金したいと考えています。

多くの皆さんから、今回の事故の検証や、今後同じような事故が起きたときにより迅速な救助・捜索活動や検証を可能とするためのプール金など、「今後のために使って欲しい」との声をいただいていますが、やはり基本は返金が筋だと考えています。

いずれにせよ、現状の把握と使途を確認し次第、皆様の声も聞きながら、慎重に決定、発表したいと思います。

まずは、現状の把握、捜索金の使い道の検討のため、28日からバリへ行ってきます。
皆様からお預かりしている、思いの乗った大事なお金ですので、随時、ご報告させていただきます。

よろしくお願いします。

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カップル11組誕生!ダイバー出会いパーティーレポート

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2014年2月22日(土)にオーシャナが開催した「真剣に出会いを見つけたい方のためのダイバー出会いパーティー」。

定員40人をあっという間に超える申し込みがあり、当日は男性20名、女性18名(当日2名欠席)計38名のダイバーが渋谷に集結。
皆さんのコメントを挿入しつつ、司会・進行を務めさせていただいた編集長・寺山がレポートします。

真剣に出会いたい人のためのダイバー出会いパーティー

やはり最初はやや緊張感が漂っていましたが、そこはダイバー同士。
始まってしまえば話題には事欠きません。

自己紹介タイム

まずは、自己紹介タイム。
時間がないので、名前と好きな海ぐらいでとお願いしたのですが、海への熱い思いなのか、未来のバディへの高ぶりなのか、皆さん、喋る喋る(笑)。

始めたばかりの人から本格的なテックダイバー、バリバリの伊豆ダイバー、「水温20度切る海は潜らない」というダイバーまで、ひと口にダイバーと言っても十人十色です。

一対一のトークタイム

自己紹介のあとは一対一で全員と会話します。
好きな海やよく行く海など、ダイバーらしい項目が書かれた、自分のプロフィールカードを相手と交換し、1人およそ2分間のおしゃべり。

「2分といえども、合計で40分ですから結構疲れました(笑)。でも、こうして強制的にでも話せる時間をもらえるのは、きっかけとしてはありがたいですね」

「プロフィールカードが海の話題なので、すんなり会話できました。へ~グロット好きなんだ~、テックってなんだろう? とか、情報交換としても楽しかったです」

ファーストインプレッションタイム

一対一でお話してみて、「グループで潜りに行ってもいいな」という方の番号をチェック。
まずは絞らずにたくさん記入するとフリートークにつながります。

「相手の番号と名前が一致する工夫をもうちょっと」という具体的な改善案も。

かしこまりました!!(>_<)

フリータイム

真剣に出会いたい人のためのダイバー出会いパーティー

文字通り、皆さん、ご自由にフリートークタイム。
ケータリングをつまみ、お酒を飲みながら海の話で盛り上がっていました。

途中、スタッフが集計したインプレッションカードを全員に戻します。
このカードを見ることによって、自分がチェックした相手が自分のことをチェックしてくれたかがわかるので、人によってはスムーズに会話が進むことになります。

「出会いパーティーというのも忘れて、普通にダイビングの話ばかりしちゃいました(笑)」という人もいれば、「意中の人が、自分のことを気に入っているとわかり、やりやすくなりました」と真剣に相手を探す人も。
この辺は、少し温度差があったような気がしますね。

「もう少し照明を落として欲しかった」

かしこまりました!

最終インプレッションタイム

フリートークを経て、最終的に「二人で潜りに行ってもよいな」という人を、第一希望から第六希望まで記入。
もちろん、一人でも二人でも、書かなくてもOKです。

集計結果が出るまでおよそ30分。
僭越ながら、寺山がダイビングの出会いについて熱く語らせていただきました。
うざかったですか。そーですか。

カップリング結果発表

そして、いよいよ結果発表。

なんと、11組のカップルが誕生しました!!!

最高でも18組のカップルですから、かなりの高確率にスタッフもびっくりです。
あくまで出会いの場を提供したいという思いでしたが、やっぱりカップルが誕生しないのも寂しいですからね。

今回たまたまカップルにならなかったダイバーたちからも「企画として楽しめました」というお言葉をいただきホッ。
またの参加をお待ちしています。

カップルになった方は、そこはダイバー同士。
ぜひ、一緒に潜っていただきたく、日帰りのダイビングチケットをプレゼントさせていただきました。

協力

  • イエローフィン
  • ダイビングショップ海好き
  • 神子元ハンマーズ
  • インサイド
  • ジェスター
  • ダイビングショップ海家
  • マリング (ウェルカムドリンク・プレゼント)

最後に、カップルになった方から喜びのコメントを。

「おかげさまでとても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。ストライクど真ん中の女の子とカップルになれましたしヽ(^。^)ノ感謝感謝です」

くっ。主催者としては嬉しいですとも。えー嬉しいです。
悔しいとか自分も参加したいとか、全然そんなことなく、皆さんの幸せがただひたすら嬉しいですとも。くっ。

「スタッフの皆さんのおかげで、見事カップルになれました。ありがとうございます。
プレゼントのダイビング、バーのドリンクサービスもありがとうございます。カップルになれましたがこれからがもっと大事なので、頑張っていきたいと思います」

勝手にがんばってくださいね!ちくしょー(笑)

いやいや、皆さんがこの縁で、より楽しいダイビングライフを送れることを願っています。

またの機会がありましたら、恋人のいないダイバーの皆さん、ぜひご参加お待ちしています!

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グレートバリアリーフ「ここがグレート!ベスト10」

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1.憧れの生き物が目の前に!
大・大・大接近

近い!
ニラメッコできる人気者たち

オーストラリア・GBRのジャイアントポテトコッド(撮影:越智隆治)

ジャイアントポテトコッドとニラメッコ

グレートバリアリーフ(以下:GBR)のダイビングは、魚との距離が近い。近すぎる!

クルーズでいくリボンリーフへエントリーすると、根の周辺を数匹のジャイアントポテトコッド(カスリハタ)がウロウロ。
体長に比例して警戒心が薄いのか、1.5mはあろうかという、ひと際大きな個体が、こちらに気が付くとシッポをふりふり一目散(イメージ)。ワンコみたい(笑)。

オーストラリア・GBRのジャイアントポテトコッド(撮影:越智隆治)

ニラメッコしよ!

デイトリップでも行けるノーマンリーフへエントリー。
このポイントのアイドル・ナポレオン(メガネモチノウオ)のウォーリー君を探せ!と意気込むも3秒で登場!
探す必要もない。

サンゴの美しいエイジンコートリーフにエントリー。
ここは何も出ないのか…と油断していると、何やら気配を感じるので振り返ると、ヌッと登場するのはヤイトハタ。
砂地の上にちょこんと休憩したり、ニラメッコできたり。

オーストラリア・GBRのヤイトハタ(撮影:越智隆治)

まるでワンコみたい…

緊張感のない彼ら。もうちょっと魚として自覚を持ってはいかがと…。

GBRの魚たちはとてもフレンドリー。
要するにフィーディング(餌付け)ではあるが、やっぱり巨大魚にこれだけ近づけるのは単純に嬉しい。

フィーディングは量や方法で管理されているとのことだが、環境保護やダイビングに厳しいGBRのこうしたアンビバレントさもおもしろい。

魚と目と目が見つめ合う。
サメが目の前で狂喜乱舞。
GBRならではの、この魚との距離感。グレート!

自分撮りにチャレンジ!?

記念撮影の一番人気といえばナポレオンのウォーリー君。
一緒に写ったスナップ写真はダイバーにとても人気でよく売れるらしく「僕たちより稼ぐんだよ」とは現地スタッフ。

写真の越智カメラマン&ウォーリー君のように、うまくタイミングが合えば、自分撮りもできるかも!? 

オーストラリア・GBRのナポレオンフィッシュと自分撮り(撮影:越智隆治)

It’s a Show Time!
シャーク・フィーディングショー

クルーズ船で、リボンリーフからひと晩かけていくオスプレイリーフで人気なのがシャークフィーディング。

円柱状の根を囲むようにドロップオフでダイバーたちがスタンバイすると、ボートからマグロの頭の入った鉄柵が降ろされ、It’s Show Time!

オーストラリア・GBRのサメ、シャークフィーディング(撮影:越智隆治)

鉄柵めがけてホワイトチップシャーク、グレイリーフシャーク、シルバーチップ、ときにはタイガーシャークの狂乱の宴が目の前で始まる。

2.世界遺産のグレートバリアリーフ
サンゴ・ビューティー

地球のダイナミズムを感じよう!

オーストラリア、GBRのサンゴ礁(撮影:越智隆治)

GBRのリーフエッジを潜るスタイル

グレートバリアリーフといえば、世界遺産にも指定されている、その名の通りのグレートなサンゴ礁のリーフ。

ケアンズのあるクイーンズランド州の沿岸一帯に広がるグレートバリアリーフは、長さ2,600キロ、総面積344,400平方km…と数字で言われてもピンとこない方には、“宇宙からも見える”、“生物が作り出した単一構造物では世界最大”といえばそのスケール感が伝わるだろうか。
俯瞰した視点で、地球のダイナミズムを感じてほしい。

オーストラリア、GBRのサンゴとデバスズメダイ(撮影:越智隆治)

「エイジンコートリーフ」の美しいサンゴとデバスズメダイ

“沿岸”といっても地球規模の話で、ケアンズを出港して1時間を沖にボートを走らせることになる。
ビーチに寝そべっていてもグレートなリーフ体験はできず、グレートバリアリーフを最も体感できるのはダイバーというわけだ。

グレートバリアリーフ全体で見れば、元気で美しいサンゴ礁はたくさんあるが、潜れるエリアは決まっている。
元気なサンゴは一部に集中しているので、自分だけのフォトジェニックなサンゴを探してみよう!

オーストラリア、GBRのサンゴ(撮影:越智隆治)

サンゴは形状がフォトジェニック

また、意外だったのはドロップオフに咲く、密度が濃く美しいソフトコーラル。
ハードコーラルのイメージがあったが、新たなGBRの顔を見たような気がした。

オーストラリア、GBRのソフトコーラル(撮影:越智隆治)

「オスプレイリーフ」のドロップオフには手つかずのソフトコーラルが咲き乱れている

神秘! 世界最大のサンゴの産卵

世界遺産のサンゴ礁。
その神秘の産卵が見られるのは、およそ10月の満月の後。
リーフ外では11~12月に見られることも。

夜になると、水中は白くもやがかかったようになり、卵と精子の入ったバンドルが水面に向かって一斉に放出。
神秘的な瞬間に立ち会えたダイバーはラッキーだ。

サンゴの産卵

3.サメとロウニンアジが眼前を行き交う!
衝撃の夜

ナイトダイビングの常識を覆す大物狙い!

オーストラリア、GBRの魚の群れ(撮影:越智隆治)

船の下に集結!

ビールの誘惑に負けて、ナイトダイビングはパス。
そんなまったりスタイルもありだけど、GBRでは絶対にもったいない!断言。

通常、ナイトダイビングというと小物探し、マクロ撮影というのが定番だが、GBRのナイトダイビングでは大物狙いも可能。

エントリーすると、ボートの発する光に集まったプランクトンを狙うロウニンアジやギンガメアジが渦を巻き、ポイントによってはサメが行き交う(ちょっと怖いけど大迫力)、他にはちょっとない光景だ。

オーストラリア、GBRのナイトダイビング(撮影:越智隆治)

特に、ブラックバックの中、ライトに浮かび上がるサメの姿はクール。

オーストラリア、GBRのナイトダイビングのサメ(撮影:越智隆治)

ロープを伝って潜降すると、闇夜にまぎれる忍者にように、編隊を組みながら水底を這う無数の影。ロウニンアジだ。

水底ですでに始まっているのは、圧巻の捕食ショー。
真っ黒で1m近い個体から、ギンガメアジくらいの若い個体まで、そこらじゅうを猛スピードで行き交い、急ブレーキをかけたかと思うと目の前でガシガシと音を立てて捕食を始める。

日中はなかなか寄らせてくれないが、食事に夢中のロウニンアジは手が届きそうなほど近い。

オーストラリア、GBRのナイトダイビングのロウニンアジ(撮影:越智隆治)

ナイトダイビング=“静かにマクロ探し”というイメージを覆す、エキサイティングな夜。
こんなナイトダイビング初めてだ。

ライトをたくさん持って潜るわけ

大物狙いのナイトダイビング。「マニュアルフォーカスギアがないんだよな…」と越智カメラマンが言うように、オートフォーカスだとなかなか被写体にピントが合いません。
猛スピードで動く回遊魚だとなおさら。
結果、助手はライトをいっぱい持ってこんなスタイルに…。

ナイトダイビングのライト(撮影:越智隆治)

4.カラフルなスピードスターが集結
群れ、群れ、群れ!

群れに包まれる幸せのダイバー時間

オーストラリア、GBRの魚の群れ(撮影:越智隆治)

GBRの海はにぎやかだ。

光合成をすることによって栄養分を生みだす浅瀬のサンゴの周りには、小魚たちがいっぱい。
フワッとサンゴに寄り添うように群れ、ダイバーが近づくとさっとサンゴの中に身を隠す。
食事も住処もサンゴが与えてくれる。

根の周辺にも魚たちは群れを成し、壁、あるいは川のようにうねっている。
さらにその周囲を回遊魚と呼ばれるスピードスターがビュンビュン行き交う。

オーストラリア、GBRの魚の群れ(撮影:越智隆治)

オーストラリア、GBRの魚の群れ(撮影:越智隆治)

大海原で所在無さそうにしていた回遊魚はボートを見つけると船底にいつも群れ、ボミー(別記参照)ではカラフルな魚が大爆発。

魚群のカオスに酔うのもGBRスタイル。

オーストラリア、GBRの魚の群れ(撮影:越智隆治)

ボミーを狙え!

“ボミー”と呼ばれる、とんがりコーンのような形をした根を潜るのもGBRスタイル。魚が寄り添うまさにオアシスで、潮当たりのよい場所ではハナダイが大爆発! 頂上付近にはサンゴもあって、華やかな雰囲気。根を回るだけなので、ナビも簡単でバディ潜水にもオススメだ

オーストラリア、GBRの魚の群れ(撮影:越智隆治)

5.固有種がおもしろい!
カラフル・フィッシュ

コーラルシーとバリアリーフの固有種たち

イエローデビルフィッシュ(撮影:越智隆治)

ブルーデビルフィッシュ(撮影:越智隆治)

バディ潜水が盛んなGBRでは、じっくり固有種(そのエリアでしか見られない種)探しもおもしろい。
世界中の海を潜る越智カメラマンだが、グレートバリアリートとその外洋のコーラルシーに15年ぶりに潜り、すっかり固有種の虜になってしまったよう。
それだけ、他では見られない珍しい魚が多いのだろう。

レモンスズメダイ(撮影:越智隆治)

イエローフィンダムゼル(撮影:越智隆治)

図鑑と写真を見比べて、GBRやコーラルシーの固有種だとわかると、宝探しで宝を見つけたように嬉しい。
また、「フィリピンで見たことがあるけど、体色が微妙に違う。地域差かな」と他の海の個体と見比べたり、普段見られない魚が多いGBRでは、いつも以上にフィッシュトークに花が咲く。

○越智カメラマンの気になる魚たち(記事後半部)
バディ潜水とガイド付きダイビングを使い分けられるグレートバリアリーフ | オーシャナ

夫婦で子育てする珍しい海水魚

とても珍しい生態を観察できるのが、スズメダイの仲間、スパイニークロミス。
何が珍しいかといえば、夫婦で子育てをする魚。

孵化するまで卵を守る魚は結構いるが、孵化した幼魚が他の魚たちに食べられないように、親が守る海水魚は希。
GBRで潜ったら、スパイニークロミスの親子愛は必見!

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Australia / オーストラリア
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バリのダイビング事故、お預かりした捜索協力金の今後について

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オーシャナに集まった捜索協力金、ならびに現地に集まった寄付金と現地での捜索費のご報告

バリのダイビング事故について、現地バリに行って確認したことを含めて、オーシャナで集めた捜索協力金に関する途中経過のご報告と今後の方針についてご説明します。

複数の問題が複雑に絡んだ問題ですので、ただ金額を羅列しただけの事務的な報告では伝わらない部分も多く、背景を含めて、言葉を尽くしてご説明という形にします。

まず、オーシャナに集まった最終(2014/3/10現在)の捜索協力金の合計は6,650,679円です。
あらためて、ご協力ありがとうございました。

オーシャナとは別途、現地で捜索に関わったダイビングショップのもとに集まった寄付金と、現地のダイビングショップ有志が捜索にかけた費用は、以下の通りです。

※当事者であるダイビングショップ「イエロースクーバ」のHPによって発表されたものを転載します。

■寄付金総額 (編注:オーシャナの協力金は含まれておりません)
US$42,117 (編注:およそ433万円)
583,000円
630,623,500ルピア (編注:およそ569万円)

■2/21時点における捜索費用総額
US$21,710 (編注:およそ223万円)
229,455,305ルピア (編注:およそ207万円)

また、未だ発見に至っていない1名については、捜索活動継続中です。
寄付金は、その捜索に伴う費用に有難く使わせていただいております。
皆様からのご厚意に報いるためにも、日々の活動に力を注ぐ所存です。
まずは略式ながら、この場をかりてお礼申し上げます。

■22日以降の捜索内容
ボランティア有志による捜索終了後の捜索活動につきまして、別途日々の状況をブログ内でご報告いたします。

イエロースクーバHP

捜索協力金の使用について、ポイントは余剰金と保険

■余剰金が出ることが確実

まず、現地の報告によれば、おおまかに現地に集まった寄付金が1060万円あり、さらにオーシャナの協力金がおよそ650万円。
それに対して、2月21日時点の捜索費用がおよそ430万円です。

たとえ保険が適用されなくても余剰金が出るのは確実なほど、お金があるという現状です。

■保険について明確に

では、集まったお金で捜索費用を出してしまえばよいのかといえば、少なくともオーシャナで集めたお金に関しては、もう少し手順を踏む必要があると考えています。

その理由は、こうした偶発的な想定外の事故のために保険というものは存在し、もし、保険を抜きに、お金があるからと、捜索費用を払って終結させてしまうと、「保険に入らなくても何とかなる」「保険に入らない方が得」というミスリードの懸念を感じているからです。

■オーシャナの捜索協力金の目的

オーシャナの捜索協力金は何のためであったのか?
繰り返しになりますが、再度お伝えしておきます。

2月16日に捜索金を募集した際は、とにかくスピードを優先しました。

現地では、現金を支払う担保さえあれば、ヘリによる捜索などの手段を使うことができることが確認できたため、行方不明ダイバーの保険加入状況を確認する手立てがなくとも、まずは捜索費用に必要な現金を用意し、あらゆる捜索の可能性を潰したくないという行動を支えるために、捜索協力金を募集することから始めました。

当時、すぐに必要かつ有効だと思えた4400ドルのヘリコプターチャーターの、少しでも足しになれば、と始めた協力金の活動です。

■捜索協力金のお願いをするに至った経緯と協力金の状況報告

○2月16日(日)

  • バリのダイビング事故を受け、寺山がパイプのあった現地ダイビングショップの方々とコンタクトを取り、情報収集&発信を開始
  • それを見た、漂流者のダイバー仲間や関係者から、寺山に「現地の情報を知りたい、あるいは何かできる手段がないか」との相談があり、現地に確認したところ、その時点では、ヘリでの捜索が有効であるとの返答。ただし、お金がないために限られた活動になっているという現状を聞く。ただ、4400ドルの新札があればヘリ捜索1回(およそ2時間から2時間半)が行えるということを知り、漂流者のダイバー仲間や関係者に伝える
  • 信頼関係のあった「スランガンマリンサービス」が、現地でお金を立て替えてくれるとのことだったので、あとは4400ドルの支払いの担保が必要となる
  • 漂流者のダイバー仲間や関係者から「何とか集めますのでヘリを飛ばしたい」との意思を確認したので、現地に伝えてヘリを飛ばすよう依頼
  • オーシャナとしては、彼らの4400ドルの負担を少しでも減らせればという趣旨で、サイト上で協力金のお願いを開始

○2月17日(月)

  • 朝の時点で入金を確認したところ100万円を越えており、現地に伝えて、必要なだけヘリを飛ばしてもらうことに
  • 13時の時点で協力金は300万円を超える

○2月18日(火)

  • 朝の時点で入金を確認したところ530万円を超え、捜索費用のメドがたったので、募金の受け付けを終了し、募金を呼びかけた当該記事にその旨を追記

○その後

  • 終了・追記後も入金は止まらず、徐々に金額を増やし、最終的に6,650,679円が集まる

捜索協力金の意義と今後の使い道

以上のように、当初は捜索に十分な費用がなく、オーシャナに集まった捜索協力金によって最も大事な初動の捜索が勢いづきました。

お金の担保があることによって、実際に捜索が進展し、5名の救出にもつながったと思っています。

漂流者のご家族や現地捜索ボランティアの方々からの、皆様への感謝の言葉をお伝えしましたが、皆さんの思いは協力金という形で一定の役割を果たしたと思っています。

ただ、当初「少しの足しになれば」と考えた我々の予想以上に多くの方が協力してくださったため、余剰金も生まれることとなりました。

こちらについては、しっかりと手順を踏んで情報を公開しながら対処していくことが、集めた責任だと思っています。

捜索協力金の使い道の方針

オーシャナとしては、2月21日という日にちをひとつのターニングポイントだと考えます。

というのも、21日までは有志ボランティアであるダイビングショップが中心となって行った捜索であり、この時点までの会計報告も明確に成されているからです。
なので、21日までの捜索費(ヘリチャーター、ボートレンタル代)の一部を負担させていただきたいと思っています。

22日以降は、当事者である「イエロースクーバ」を中心として捜索が行われるというフェーズで、その捜索の費用(ボートレンタル代)に関しては、現地の募金で十分まかなえること、当初の緊急を要する捜索と意味合いが異なってきていることなどの理由から、オーシャナの捜索協力金は使うことは不要と考えます。

先述した通り、オーシャナの捜索協力金については、バリの事故に関しては、一定の役割をすでに果たしたと考えます。

具体的な手順

今後の実際の処理については、引き続き、まずは保険の適用についての状況を把握したいと思っています。

具体的には、捜索費用を誰にどのように請求するのか・しないのか、当事者たちがそれぞれどのような保険に加入していて、使う意思(責任)があるのか・ないのか、適用されるのか・されないのか、など、保険についての推移を見守りたいと思います。
※こちら、複雑な問題も多く、少々お時間をいただくかもしれません

余剰金の方針

いずれにせよ、捜索費用の一部を負担したとしても余剰金が出ることは確実で、保険の適用があればそっくり残る可能性もあります。

そのお金をどうするかについては、捜索目的であった以上、基本的には返金したいと思っていますが、「今後のために使って欲しい」との声も多くいただいているので、そうした意思を反映する道があるのか、皆さんからのアドバイスをいただきながら考えたいと思います。

まだ少し時間がかかるかもしれませんが、この場で、定期的に報告します。

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【アンケート】ドリフトダイビングは難しい?むしろ楽?

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バリのダイビング事故で、一般的にも”ドリフトダイビング”がクローズアップされました。

一般メディアでは、おおよそ“通常より難しい”という意見が一般的だったように思いますが、ダイバーの中には“むしろ楽”という意見もありました。

セブ島の魚の群れ(撮影:越智隆治)

そこで、皆さんに質問です。

Note: There is a poll embedded within this post, please visit the site to participate in this post's poll.

アンケートの〆切は、2014年3月21日(金)23:59です。

「その他」を選んだ方は、よろしかったら詳しいご意見をお問い合わせフォームからお送りください。

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この日だけの「名物ガイドと鳥取のダンゴウオを見よう」企画、参加者募集!

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2014年4月18日(金)~20日(日)、日本海でダンゴウオの海として注目を集める、鳥取・田後(たじり)でこの日だけの企画とツアーを開催します。

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伊豆半島・ダイビングショップ海好きの福田航平さん、三浦半島・ダイビングショップNANAの佐藤輝さん、房総半島・ばんざいダイバーズの中村奈苗さんという、太平洋のダンゴウオ好きガイドが集結し、待ち受けるは日本海・ブルーライン田後の山崎英治さん。

太平洋ガイドから見た日本海、ダンゴウオに萌えている様子を、私、寺山も帯同して取材。
オーシャナ上でレポートします!

そんな企画に便乗して、一緒に潜るダイバーを大募集!

西日本ダイバーはもちろん、関東から初めて日本海の海を潜ってみたい!というダイバーの皆さん、ふるってご参加くださいませ。

※日程など、詳しくはツアー・イベントページをご覧ください。

■日程

2014年4月18日(金)~20日(日) 
(飛行機利用ツアーのスケジュール)

4月18日(金)
6:55 羽田空港発 → 8:10 鳥取空港着
※車や電車で現地集合の場合、8:30にブルーライン田後に集合
鳥取空港集合 ※オーシャナ・スタッフと合流
ダイビング×2本
4月19日(土)
ダイビング×2本
オーシャナパーティー
4月20日(日)
観光
17:00 鳥取空港解散 
17:55 鳥取発 → 19:10 羽田着

■費用

★飛行機利用ツアー
110,000円(税込)

(含まれるもの)
航空券、宿泊費、食費(18日昼・夜、19日朝・昼・夜、20日朝)、ダイビング×4本、オーシャナパーティー参加費
(含まれないもの)
観光、食事の際のアルコール

★現地集合プラン
77,000円(税込)

(含まれるもの)
宿泊費、食費(18日昼・夜、19日朝・昼・夜、20日朝)、ダイビング×4本、オーシャナパーティー参加費
(含まれないもの)
航空券、観光、食事の際のアルコール

★19日ダイビング&パーティー日帰りプラン
25,000円

※8:30にブルーライン田後に集合
(含まれるもの)
ダイビング×2本、昼食、オーシャナパーティー参加費

ツアー・現地集合プランのお申込みはこちら

以下のツアー・イベントページよりお申込みください。

※オーシャナから参加した方は、基本的にはブルーライン田後のスタッフがガイドを担当します。
上記3ショップのガイドと潜りたい方、東京から各ショップのツアーで参加したい方は、各ダイビングショップに直接お申込み下さい。

オーシャナパーティーのみのご参加も可能です

4月19日(土)のオーシャナパーティーのみに参加ご希望の場合は、以下のイベントページをご覧ください。

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衝撃!砂地に刺さる魚

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先週、2014年3月12日に、西伊豆・大瀬崎のダイビングポイント「湾内」で衝撃の光景が……。

砂地に刺さるアオヤガラ。

大瀬崎湾内の砂地に刺さるアオヤガラ

目撃したガイドインストラクターの志村晃央さんによれば、最初、長い枝が刺さっているのかと思って近づくと、伊豆の海でよく見られるアオヤガラ。

アオヤガラ

細長い口(吻)が特徴のアオヤガラアオヤガラ – WEB魚図鑑より

「ほぼ垂直に刺さっている感じからして、誰かが何かの目印にしたのでしょうか……」

特徴である細長い吻がこんな使われ方をするとは(汗)

少し話は脱線しますが、砂地に刺さる写真を見た時、すぐに思い出したのが、”刺さるダツ”。

しかし、まったく同じ構図ながら、こちらが刺さっているのは人間。

刺さってしまったダツ

光るものに対して、矢のように突っ込んでいる魚として知られるダツ。

ダイビングを始めたころ、「ナイトダイビング時、水面でライトを水平にしないように」と言われても、「そんな運の悪い人いないでしょ~」とあまり気にしていなかったのですが、この写真を見てからというもの、ライトは絶対に水面で水平に照らさないようになったのでした。

■刺さるダツの写真・情報提供/志村晃央さん…富戸の海で15年のキャリアをもつガイドインストラクター。4月より独立しDiveHealingを新設オープン予定。

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プロダイバーのビジネスリスクを考える「ダイビング事故の法的責任と対策」プロダイバーに先行発売

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ダイビングを職業とするプロダイバーのビジネスリスクについて書かれた「ダイビング事故の法的責任と対策」(商品スポーツリスク研究会)が発売されました。

そこで、著者で、本サイトでも連載中の中田誠さんに、この本を出版した動機についてお聞きしました。

ダイビング事故の法的責任と対策(中田誠)

―――

中田さんといえば、消費者(ダイバー)側からダイビング事故にアプローチしてきたという印象がありますが、この本ではプロダイバーに向けて書いているのはなぜでしょうか?

中田

長年、ダイビング事故に関わってきて、私の研究してきた”商品スポーツ”という概念(編注:商品スポーツとは、「スポーツを楽しむ機会とノウハウを、一般消費者向けに販売するサービス」)も徐々に認められるようになってきました。

つまり、「ダイビングは自己責任で潜るべきもの」という一辺倒の考え方では、ダイビングの事故が起きた時に、自分をプロテクトできない現状になってきています。

これまで、プロダイバーやダイビング業界では、ダイビング事故の情報公開は、理解が得られにくい傾向にありました。
ダイビング事故=ネガティブ=ゲストが減るという意識が働き、それを隠ぺいすることになり、結果的にプロの学ぶべき機会が奪われる……という悪循環。

そして、プロダイバーの方は情報が足りないばかりに、ある日突然罪を問われる事態に直面し、人生の計画を変更せざるを得なくなっていました。

だからプロの方々は、ダイビングビジネスの最大のリスクは人身事故であることを認識し、実際にどんな事故が起きているのか、事故の予防には何が必要なのかという情報資源をこの本から手に入れて、安全に、そして安心してビジネスをしていただきたいと思っています。

それは、ひいてはサービスを受ける一般ダイバーの安全にもフィードバックされ、結果として事故が減ることにつながることでしょう。

―――

ダイビングは、自然を相手にする遊びですから、リスクを理解し、自己責任で遊ぶというのも正論だと思いますが。

中田

考えてみてください。
もし、ご自分の家族や友人が、ダイビング以外の、一般の人向けのサービスを受け、そこで死に至るような最悪の結果になった時のことを。
そのときサービス提供業者から「それは、サービスを受ける側の自己責任だ」と主張されたら、簡単に納得できますか?

PL法(製造物責任法)では「製造物の欠陥により損害が生じた場合、製造業者等の損害賠償責任について定めて」いますが、役務(編注:他人のために行う労務やサービス)に対しても、法的責任が発生するというのが商品スポーツという考え方です。

今や事故発生率の上昇は国も関心を寄せるに至り、商品スポーツというサービスも、より一層、モノとしての製品と同じように、質が管理され、安全が保証されることが当然ということになっていくのではないでしょうか。

―――

本の制作過程で、こだわった点などありますか?

中田

プロダイバーの方々に、より気楽に読んでいただけるようにと心がけました。
また、付録として付けた「リスク管理ハンドブック」は、プロが日常的に使いやすいよう、より簡潔にまとめています。

ところで本書は、まずはダイビングを職業とするプロダイバーの皆さんに読んでいただきたいとの思いから、プロダイバー限定で先行発売することにしました。
3月中は消費税も5%のままですし、シーズン前のこの機会にぜひ読んでいただけたら幸いです。

「ダイビング事故の法的責任と対策」
(6,500円+税+送料)
先行・一般販売 申し込み先

kenkyu0401@gmail.com
以下の情報をご記入の上、お申し込みをお願いします。
※その後の手続きを返信いたします。

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「ダイビング事故の法的責任と対策」 目次

第1部 ダイビング事故の法的責任と対策

第0章 Q&Aでわかるこの本の概要……16

 1. ダイビングの事故は自己責任? ……16
 2. 想定外の事態でも業者に責任が? ……17
 3. 事故の三つの要因……18
 4. いつでも「現場」が悪いのか? ……20
 5. 裁判とビジネスの実際……21

第1章 意識と認識……24

 1. 「自己責任」に対する認識のズレ……24
 2. 「想定外」とリスクコントロール……25

ダイビング業界の死亡事故率は低くない/「想定外」のリスク管理がビジネスのカギ

 3. 現実問題のリスト……28
 4. プロダイバーと社会の常識の違い…..29
 5. 安全なくしてサービスは提供できない……29
 6. 統計にみるダイビング事故……30

ハインリッヒの法則と表に出ない事故の現実

 7. プロの仕事……33

ダイビングのプロが問われる法的責任「注意義務」/訴訟には刑事と民事がある/裁判のリスクを避けるには?

第2章 ダイビングの事故リスク……37

 1. 事故を防ぐ4つのポイント……37
 2. 事故の発生……38
  (1)ダイビングの事故の特徴……38
  (2)救命曲線……39
    ⒜ドリンカーの救命曲線/⒝カーラーの救命曲線
  (3)5秒テストの壁……41
  (4)救命曲線が示したデータと事故の実際……42
     実例 アドバンス講習死亡事件/⒜事故時の全体の潜水記録
 3. ダイビングビジネスにおける消費者規模の推移─伊豆半島の統計から……45
  (1)集計データの結果と仮説……46
  (2)中高年ダイバーのリスクの実態……48
    負の連鎖を防ぐために
  (3)再教育の必要性がビジネスチャンスとなる……50
  (4)事故の状況について……50
   2010年の40歳以上の事故者とは?
  (5)「六本木ヒルズ回転ドア事故」から分かること……51
 4. ダイビング業界が知っているリスクと事実……53
  (1)報告書1  『21世紀・日本のダイビング業界はどうあるべきか』……53
    ⒜危険の認識/⒝ダイビングのプロのポイント/⒞Cカードビジネスについて
  (2)報告書2  『レジャーダイビング  ビジネス・ガイドライン』……56
    ⒜カードビジネスの過大表現や誤解を招くビジネスを禁止する内容/⒝安全性を語って客を集める際の表現方法への注意/⒞講習料を無料とするビジネスと抱き合わせ商法の展開について/⒟ 「報告書2」におけるCカードビジネスについて
  (3)通達3  『各関係団体あて  スキューバダイビング中の事故防止にかかる安全   対策について』……60
  (4)日本語版『The Law and the Diving Professional』……61
    ⒜認定責任/⒝Cカードビジネスの品質について/⒞指導団体」の認定及びブランドの責任/⒟ まとめ

第3章 法的責任とリスクマネジメント……66

   1. 商品ダイビングのリスク……66
  (1)ダイビングの商品形態と契約……67
    ⒜三つの形態/⒝減圧症に関して提供する役務の違い/⒞講習をファンダイビングの中で行うこと/⒟契約変更と免責の否定
  (2)「危険の引き受け」……71
 2. インストラクターの刑事責任とは……72
  (1)アドバンスコース講習生死亡事故……73
   ■判例解説─常時監視義務とは何か
  (2)サバチ洞窟事件……75
   ■判例解説─潜水計画管理者責任
 3. 最近の刑事裁判の判決傾向 ~最高裁判決の浸透~……79
  (1)唐津事件……79
   ■判例解説─安全は効率に優先する
  (2)洲本事件 ……82
   ■判決解説─適切な指導人数とは?
  (3)白浜事件……87
    ■判決解説─初級者講習は1対1しかありえない
 (4)沖縄パニックダイバー死亡事件(ファンダイビング)……89
   ■判決解説─パニックは予見できる
  (5)奄美大島事件……92
   ■判決解説─無責任な「自己責任」論
  (6)南城市体験ダイビング死亡事件……96
 4. インストラクターの民事責任とは……98
 5. 判例に見る民事責任(損害賠償責任)の実際……100
  (1)越前沖沈船ダイビング事故……100
   ■判決解説─司法が示した業者側の注意義務
  (2)大瀬・重度後遺障害受傷事故……103
   ■裁判の解説─低品質サービスの代償は重い
  (3)沖根事件……109
   ■裁判の解説─元請け/下請け間の責任の所在とは
  (4)大瀬事件(ファンダイビング)……117
   ■裁判の解説─これこそがトンデモ裁判(一審の地方裁判所が不適切な証拠によって操られた事例)
  (5)他のダイビング事故の判決……120
  (6)運輸安全委員会が報告したダイビング事故……121
 6. 「ダイビングツアー参加者海洋転落溺死事件」を
   ケーススタディとして見る……123
資格認定を出す会社に責任はあるか/考えてみましょう
 7. その他のスポーツで、商品スポーツのあり方をふまえた判決……126
    ─業者の責任が認められた事例から
  (1)スカイダイビング落下死亡事故……126
  (2)商品スポーツ事故の責任の共通性……129
⒜ ツアー登山事故 1  白馬岳遭難事故/⒝ ツアー登山事故 2  屋久島沢登りツアーで死傷事故/⒞ 熱気球事故 熱気球が急降下着陸

第2部 ダイビングビジネスとリスクマネジメント

ダイビング事故の法的責任と対策(中田誠)

第1章 ダイビングビジネスを考える……132

 1. ダイビング事故に対するリスクマネジメントの必要性……132

  (1)商業スポーツや学校体育との比較……132
  (2)危険の引き受け……134
  (3)商品スポーツの品質……135
  (4)無理な免責の要求はかえってマイナス……135
  (5)消費者が商品を買う理由……136
  (6)商品スポーツとしてのダイビングビジネスの仕組み……138
  (7)商品スポーツの優先事項……138
  (8)ダイビングビジネスにおけるリスクマネジメント……139
  (9)誘惑の落とし穴……140
   「法律を守ろうなんて、気持ち悪い」/安全管理はすべての人の利益となる
  (10)法的責任の問われ方の流れ……141
  (11)事故と現実……142
   内実のある「資格」のために/なぜ保険料は上がり続けているのか/社会と法を知ることでステージを上げる
  (12)リスクはリスクを招く……144
  (13)リスク情報は教えられるべきか……146

 2. 業界外の問題……146
  (1)消費者側の問題……146
  (2)弁護士や法学者の問題……148
   弁護士選びのコツは
 3. 願い……149

第2章 データと情報……150

 1. 海外における事故……150
  (1)海外における水難事故多発の実態……150
海外は日本のようにはいかない/海外に行く客にもアドバイスを/遊泳に関する事故
・2009~2012年の4年間に水難事故が起きた場所
  (2)海外における日本人ダイバーの事故……153
・2009(平成21)年~2012(平成24)年
  (3)国内の事故……155

■附録:リスク管理ハンドブック……159

ダイビング事故の法的責任と対策(中田誠)

知らなければならない、ダイビングビジネスのリスクマネジメント

特集■事故と法的責任

column 01「商品スポーツ」……9
column 02「ハインリッヒの法則から見るダイビング事故のリスク」……32
column 03「ダイビングの『安全』を数値化すると?」……35

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バリ島での漂流事故、発見された遺体は現在DNA鑑定中

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インドネシア・バリ島でのダイビング事故。

既報通り、2014年3月15日(日)夜、現場から約300キロ西のスンプ島西岸で、タンクを背負い、黒いウエットスーツを着た遺体が発見されました。

■発見場所のスンプ島

最後の行方不明者であった高橋祥子さんである可能性があり、病院に搬送後、ご家族の身元確認が行われたところ、着ているウエットスーツ等から高橋さん本人であるとの見方もありますが現在確認中です。

自身も漂流事故の生存者で、捜索にあたっていたイエロースクーバの古川さおりさんによれば、「現在、DNA鑑定が行われており、結果がわかるまでに2~3週間かかりますので、あらためてご報告します。まずは、捜索に協力していただいた方に心よりお礼を申し上げます」とのこと。

ご家族も含め、関係者は、DNA鑑定の結果を静かに見守っている段階ですので、結果がわかりましたらまたご報告します。

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4月5日(土)池袋にてオーシャナバー1日開店!

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2014年4月4~6日の3日間開催のマリンダイビングフェア。
イベント自体も楽しみですが、ガイドやダイバーたちが集まり交流を楽しむ機会ともなっています。

マリンダイビングフェアの後も楽しみたい、ほろ酔い加減でちょっと休憩したい、そんな方のために、オーシャナでは4月5日(土)にオーシャナBARをオープンします!

バーは、12:30~17:00の間に開業しています。

店長は編集長の寺山が担当し、モデルも含めてスタッフたちがお出迎え。
途中、スライドトークショー、トークライブもありますので、ぜひお立ち寄りくださいませ。

13:00~14:00
スライド&トークショー

越智隆治×岡田裕介
世界の海獣スライド&トークショー

撮影:越智隆治

撮影:越智隆治

メキシコ・バショウカジキスイム(撮影:岡田裕介)

撮影:岡田裕介

イルカ、クジラ、アシカ、シャーク、バショウカジキ……。
世界中の大物を撮り続ける、海獣撮影のパイオニア・越智隆治カメラマンと水中写真家・岡田裕介さんのスライド上映。

撮影裏話や注目の海洋生物など、迫力ある写真と二人のまったりとしたトークをお楽しみください。

15:00~16:00
トークライブ

越智隆治×川本剛志×鉄多加志
同級生3者対談

水中写真家・越智隆治(オーシャナ代表)

オーシャナ代表の越智隆治カメラマンと、ガイド会から、クジラを撮り続ける久米島ダイブエスティバンの川本剛志さん、“砂泥ダイブ”をフィールドにする静岡県・三保IRON(アイアン)の鉄多加志さんをお招きして、写真を愛する同級生(同じ歳)の3人が熱い(ゆるい?)トークを繰り広げます。

育ってきた時代背景は同じでも、撮影スタイルのまったくことなる同級生3人。
こだわりや撮影テクニックなど、どんな話が飛び出すかお楽しみに!

オーシャナバー 開店日時

2014年4月5日(土)12:30~17:00

12:30~ BARオープン
13:00〜14:00 世界の海獣スライドトークショー(越智隆治×岡田裕介)
14:00〜15:00 BAR
15:00〜16:00 越智隆治×川本剛志×鉄多加志 同級生3者対談
16:00〜17:00 BAR(17:00終了)

■場所
池袋西口G-style(ジースタイル)
東京都豊島区西池袋3-29-9 4F

■入場料
2,000円 (ワンドリンクサービス)
※当日の受付にてお支払いいただきます。
※その後の出入りは自由です。
※会場内でも追加で各種アルコールや軽食をご注文いただけます(別途有料)。

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ゲームをリアルに体現!海中ストリートファイターⅡ

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真の格闘家を目指し、“強い奴”と戦うため修行の旅を続けるリュウの前に立ちはだかったのは、E.HONDA。
舞台は、南の島の海の中……。

ファイ!

(制作:板井泰平さん制作 ダイビング本数240本)

バカなことを真剣にやるその姿と、アラフォー男子には胸熱なストⅡに思わず反応してしまいました。

でも、真面目な話、360度、無重力で動き回れる海中の特性を活かした、遊び心あふれる見事な作品。
ワイヤーアクション顔負け(!?)です。

なぜ、このような映像を作ろうと思ったのか、作者の板井さんにお聞きすると、「前回の進撃の巨人ごっこのように、地上ではできない動きを水中のダイバーならどのくらいできるか可能性を追求したかった思いがありました」

え?前回の進撃の巨人ごっこ?笑

ありました、ありました。

■進撃の巨人ごっこ

ストリートファイターⅡをテーマにしたのはなぜでしょう?

「ガイドさんの横バブルリングを披露して頂いた時に、これ波動拳じゃんと思ったのがスト2のきっかけでした。水中だと竜巻旋風脚やスーパー頭突きができるんじゃないかと。ガイドさんに相談したら即OKもらったのでやりました」

確かに、横バブルリングが流行った時、カメハメ波と並んで、波動拳という言う人も多かったですよね。

水中ストリートファイターⅡ

「年代的にゲームを知っている人には共感を得られました。ただ、ゲームを知らない人でも笑ってくれたのは嬉しかったです。意外と子供がウケてたのには驚きました。これからも真剣にバカなことを追求したいと思います!」

死なない程度に頑張ってください!
この姿で死ぬと誰も同情してくれなそうですしね(笑)。

次回作品も楽しみに待っています。

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地球を潜る!宮古島

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世界中のダイバーたちに、“Geographic(地形)” な海として知られる、宮古島。

“Geo-” はギリシャ語の“地球” に由来。
サンゴが隆起し大地を作り、海が大地を削って造り上げた宮古島の地形は、まさに地球を感じるダイビング。

シーズンインの宮古島で、地球を潜る!

宮古島・南海岸「七又アーチ」(撮影:越智隆治)

宮古島・南海岸「七又アーチ」

地球のダイナミズムを体感!

宮古島の王道
「アントニオガウディ」の芸術

宮古島を代表するポイント「アントニオガウディ」へ飛び込み、水面から水中をのぞきこむと、澄み渡る海の先に見えるのは、地球のダイナミズムを感じさせる迫力ある地形。

潜降し、メインホールへ向かって水深を落としていくと、水底には、鋭角な切り込みが走り、奇岩が折り重なっていて、海底遺跡を思わせる。

やがて、水深20m付近の、地球にぽっかりと口を開けたホール入口へ進入し、水深30mオーバーの水底からメインホールを見上げてみる。

6つのブルーのグラデーションが美しく幻想的だが、見方を変えると笑った顔にも見えてどこかユーモアもあり、複雑に入り組みつつも調和が保たれた独創的な世界が広がっている。

自然を賛美し、“独創の傑作”と讃えられる作品群を残したスペインの建築家アントニオ・ガウディが見たらなんと言うだろうか。

サンゴが隆起してできた宮古島は、浸食されやすい石灰岩のため独特な造形を生み出し、世界屈指の“地形”の海としてあまりにも有名。
また、島自体が濾過装置の役割を担っているため、沖縄屈指の透明度を誇っている。

「アントニオガウディ」はひとつの象徴だが、宮古島、下地島(しもじしま)、伊良部島(いらぶじま)周辺には世界屈指の地形ポイントが集中し、バリエーションも豊富。

ポイントの数だけ、名前に込められたストーリー、光と地形の演出がある。

アントニオガウディ

宮古島「アントニオガウディ」(撮影:越智隆治)

スペインの建築家・アントニオガウディがそのままポイント名になった、宮古島を代表する地形ポイント

七又アーチ

宮古島「七又アーチ」(撮影:越智隆治)

透明度が高く大物も期待できる宮古島の南海岸だが、風の影響も受けやすく潜る機会も少ないプレミアムな海。
断崖絶壁の海岸線でもひと際目につく基地のような岸壁の下を潜ると「七又アーチ」と呼ばれる巨大神殿が現れる

宮古島「七又アーチ」(撮影:越智隆治)

魔王の宮殿

宮古島「魔王の宮殿」(撮影:越智隆治)

水底にぽっかり空いた穴に進入し、狭い通路を抜けていくと、大広間が広がっている。縦穴から差し込む強烈なスポットライトを浴びれば自分が主役!?

宮古島の地形(撮影:越智隆治)

サンゴが隆起してできた宮古島。海岸線では、長い年月を風雨に削られ生まれた自然のアートが多く見られる

地球のヘソを潜る!

摩訶不思議な2色の海
世界最大のケーブ「通り池」の神秘

下地島には多くの地形ポイントが集中するが、ひと際、異彩を放っているのが「通り池」。

宮古島「通り池」(撮影:越智隆治)

見上げると蜃気楼の中にブルーとグリーンがユラユラ揺れる幻想的な世界が…

レジャーダイビングで潜れるケーブでは世界最大といわれるが、そんなスゴイことがかすんでしまうほど、このポイントはストーリーとシーンが独特だ。

下地島の大地にぽっかりと大小の穴があいて池となり、水中でつながっているばかりか、なぜか海とも横穴でつながっている、地球の悪戯が生んだ不思議なポイント。

ダイバーは横穴に潜って、文字通り“通り”抜けることができるというわけだ。

“地球の悪戯” ではなく、捕えられたジュゴンが海に助けを求めて津波を引き起こしてできた、というユナイタマ(ジュゴン)伝説や、いわゆる“口減らし” のために子供を突き落して……なんていう継子伝説など、シリアスな伝説も残っているためか、中には“出る”なんていう霊感の強いダイバーも……。

こうした伝説を知って潜るダイビングもまた違った趣があっておもしろいかも!?

宮古島「通り池」(撮影:越智隆治)

「通り池」を上から見ると、大地にぽっかり口をあけた、まさに“地球のヘソ”

そんな噂はさておき、何より素晴らしいのは、「通り池」でしか見られない唯一無二のシーン。
水温や比重の異なる淡水と海水が混じり合っているため、サーモクラインという水の層が生まれ、ユラユラとまるで蜃気楼のよう。

さらに、光の入り方によって、ブルーとグリーン、時にはイエローやグレーの色が見られる幻想的な世界。

その伝説や噂も相まって、摩訶不思議、妖しくも魅力的なポイントなのである。

宮古島「通り池」(撮影:越智隆治)

池で浮上すると、池の上から観光客がこちらをジ~。観光客にとっては浮いてくるダイバーも観光のひとつ!?

宮古島の優しい横顔

宮古島の白い砂とサンゴ(撮影:越智隆治)

地形ポイントの集中する下地島周辺だが、場所を選べばホワイトサンドとサンゴの癒しの世界

ホワイトサンド&サンゴ
“王道の沖縄”も宮古島の一面

宮古島といえば“地形”といわれる通り、豪快で迫力ある顔がその肖像だが、女性的で優しい横顔を見せるときも。

地形ポイントから少し離れ、水深の浅い場所へボートで移動すると、紺碧の海は徐々に明るさを増し、やがて船上から見える海はエメラルドグリーンとなる。

宮古島の青い海とサンゴ(撮影:越智隆治)

エメラルドグリーンの海の下は、優しく繊細な癒しの世界

エントリーすると純白のホワイドサンドが広がり、サンゴの根にデバスズメダイが群れるという、“THE 沖縄” というべき、気持ちのいいシーンが広がっている。

さらに、今回は宮古島西側エリアの地形ポイントメインの撮影だったが、北部には大サンゴ礁「八重干瀬( やびじ)」が広がり、4月からいよいよシーズンイン!

これからの季節は、地形だけでなく、宮古島の優しい一面も見ることができるのだ。

宮古島の空とカヤック(撮影:越智隆治)

伊良部島にある下地島空港では、航空機のタッチ&ゴー訓練が行われており、ダイビングの合間に空を見上げると、真っ青なキャンパスに映える純白の機体を間近に見ることができる

宮古島の青い海とボート(撮影:越智隆治)

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Miyako / 宮古島
Miyako / 宮古島
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1日3本以上潜りたい人が7割以上もいるという事実

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モルディブのヨスジフエダイ

今、モルディブで久しぶりのクルーズに乗っていますが、やはり、皆さんガシガシ潜ります。

そんな様子を見て思い出した、興味深いアンケートデータをご紹介します。

1日に何本潜りたいかのグラフ

なんと、7割以上が3本以上潜りたいという結果!

正直、自分は2本程度でまったり派なので、この結果には驚きました。
長期で休みが取れる機会が少ないという日本の事情もあるのかもしれません。

たくさん潜りたい気持ちは嬉しいことです。
皆さんを見ていて、僕も負けないように、減圧症には気を付けて、ガシガシ元気に潜っていこうと思いました。

それにしても、4本以上が13%もいるとは…。

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ジンベエザメ、マンタ、イルカの3冠達成!モルディブ・チャータークルーズ

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オーシャナ、神子元ハンマーズ、潜水屋、3社合同のモルディブ、チャータークルーズに来ています。

今回は、なかなか潜る機会のないフェリドゥ環礁コースで5冠狙い、と大きく打って出たわけですが、とりあえず、中5日間の日程の4日目で3冠達成!

1冠目:ジンベエザメ

まずは、王道のジンベエザメが、スキンダイビングでもダイビングでも大当たり! 

モルディブのジンベエザメ(撮影:寺山英樹)

2冠目:マンタ

定番のマンタも最大4枚登場!
(南アリ環礁・ランガリマディバル)

モルディブのマンタ(撮影:寺山英樹)

3冠目:イルカ

そして、水中でイルカも登場!
(南マーレ環礁・グライドゥーコーナー)

モルディブのイルカ

写真/Sae⁻Zo

憧れの大物ベスト3が全部見られてしまうモルディブ。
やっぱりすごい海です。

目玉のフェリドゥ環礁で何も出てないじゃん!と思われるかもしれませんが、そこはめったに潜れない海。
潜れるだけで楽しいわけです。

外洋に張り出した環礁なので、大物の出現率が高く、残りの2冠、ハンマーヘッドシャークやカジキを狙っていたわけですが、こういう時もあります。

まあ、今回の参加者は神子元フリークが多く、「ハンマー、別にモルディブで見ることないじゃん!」、そして、「オーシャナだったら、越智さんのバショウカジキでいいじゃん!」という結論になりました(笑)。

明日は最終日ダイビング。
5冠達成も、“一応”諦めていません。

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【アンケート】自分よりスキルが下手だと恋愛対象にならない?

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セブ島のダイバー(撮影:越智隆治)

とある女性ダイバーが新しくできた彼氏をダイバーにしようと体験ダイビング。
しかし、彼氏の水中でのふためき方を見て幻滅して破局…。

そんな悲しい話を聞いたのですが、そこで、女性ダイバーに質問です。

Note: There is a poll embedded within this post, please visit the site to participate in this post's poll.

アンケートの〆切は、2014年4月4日(金)23:59です。

「その他」を選んだ方は、よろしかったら詳しいご意見をお問い合わせフォームからお送りください。

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