海外のボートでちょくちょく見かけるワセリン。
スーツやフィン擦れだったり、ちょっとしたケガなどのケア、あるいは保温などに使うのだろうと特に気にもとめていなかったのですが、実は意外な使い方があってびっくり。
ケアンズのガイドがワセリンの蓋をパカッと開けると、とある欧米人ゲストに勧めているのを見かけました。
何とはなしに見ていると、勧められたダイバーは指でワセリンすくい取り、何とヒゲにベッタリ!
聞けば、むしろ、ワセリンは“ヒゲ用”。
鼻の下のヒゲがマスクのスカートにかかるとマスク内に水が入ってきてしまいますが、油膜で隙間を埋め、浸水を防ぐためだそうです。

欧米では、口の周りにヒゲをもじゃもじゃにする人も少なくありません
日本人はあまり鼻の下にヒゲを生やす人がいないので、今まで気が付きませんでした……。
知り合いのカメラマンが、マスクにかからないように鼻の下のヒゲは、上部を剃っていると言っていましたが、ワセリンという手があるのですね。

「どんなにもじゃもじゃでも効果てき面ですよ」とのことですが、こんなヒゲでもいけるのかしら…
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