宮古島潜り歩き、続きましては「さちこ食堂」に乗って地形ポイントへ…。
ん? 食堂に乗って!?
そう、ダイビングショップ・Fish a gogo!の船の名前は「さちこ食堂」。
なぜ?の問いにオーナーの佐瀬章さんは「ノリ」と言いますが、愛妻家であるのはもちろん、料理上手であることがわかります。
さらに、宮古島のランチ事情も背景にあるような気がします。
名古屋の喫茶店がなぜかモーニングに気合いを入れるように(なぜでしょう?)、宮古島のダイビングショップはなぜかランチに気合いが入っています(なぜでしょう?)。
通常は出来合いの弁当であることも多いダイビングのランチですが、僕が潜ったことのある宮古島の5ショップすべてが手作りのうえ、船上で簡単な調理までして出来立てが出てきます。
呼応するように、宮古島フリークのダイバーの中にはショップを潜り歩くというより食べ歩くツワモノも出て来て、奥様、スタッフたちは腕によりをかけてランチを作ります。
そんな宮古島のランチ事情の究極型が「さちこ食堂」。
店名の「Fish a gogo!」も「ノリです」と言っていて、確かにノリっぽい感じもするので(笑)、船名も特に意図していないのかもしれませんが、とりあえず看板に偽りなし、です。

食堂のロケーションは最高!
まず、さちこさんこだわりの食器がカラフルで可愛い!
サメの形をしたトング、ニコニコマークのスプーンや箸、ザクの箸置き(これは佐瀬さんの趣味と思われる)などなど、こうしたちょっとしたことが嬉しいですよね。
もともと船は、個人的に大好きな緑を基調としていることもあり、椅子もカラフルで、ワクワクと明るい気分にしてきます。
「ゲストのメニューが一日としてかぶらない」というメニューのラインナップは無限。
この日は沖縄産のアグー肉を使ったビビンバがメインで、その場で盛り付けてくれます。
「島野菜をたっぷり使うことを心がけています」というポリシーのもと、宮古ゼンマイや宮古で獲れたモズクのスープなど、ヘルシーで美味しい!
思わず、「明日のご飯は何ですか?」と越智カメラマン(子供か!笑)
食後のデザートまで付いていて、この日はパンナコッタ。
これがまたその辺のスイーツ店で買うより美味しくて、やっぱり「明日のデザートはなんですか?」と越智カメラマン。
さちこさんのブログには料理の話題も多く、僕もついチェックしてしまいましたが、「ココナッツミルクかけソーメン」が気になっています(笑)。
→美味しんぼバンザイ! – livedoor Blog(ブログ)
住所不定「さちこ食堂」は、今日も宮古島洋上のどこかで開店中。

