3.11東日本大震災から5年をダイバー目線で振り返る
明日は3月11日。 東日本大震災から5年目を迎えました。 震災直後の遺体捜索の時から、現地の様子を見てきましたが、当初は復興など考えられませんでした。 2011年 水中ご遺体捜索ドキュメント 震災から1年が経ち、それまでの沈滞ムードから、ようやく皆さんが前を向いてきたように感じます。 2012年 それでも海を信じたい...
View Article海を愛する方の安全祈念と復興への思いを絵にこめて
3.11東日本大震災。 ボランティア活動に従事する、海を愛する方の安全を祈念して。 この素敵な絵は、絵本、壁画、漫画などなど、多方面で活躍する作家の高岡洋介さんによるものです。 「私は潜ることはできませんが、ダイバーたちが遺体捜索などをする姿を見て、その大変さや思いを肌で感じました。彼らが少しでも安全に活動ができるよう、祈るような気持ちで描きました」...
View Articleダイビングにハマる漁師たち ~三陸ボランティアダイバーズと漁師の絆で生まれたもの~
2016年3月10日。 三陸ボランティアダイバーズ代表、くまちゃん(佐藤寛志)の水中瓦礫撤去作業についていく。 水深20mの水底に到着すると、慣れた手つきで、堆積した土砂から顔を出す、瓦礫の一部にロープを結び、水底からそぎ取るように掘り起こしていく。 ロープを引っ張り、合図をすると、船上の漁師たちが、やはり慣れた手つきでウインチを使って瓦礫を引き上げる。...
View Articleこれからも続けていきます! ダイバーによる捜索と5年目の供養 ~3.11供養企画レポート~
3.11東日本大震災から5年。 2016年3月11日(金)、宮城県南三陸町歌津で、行方不明者・遺留品捜索を含む「5年目の供養」が行なわれ、およそ50名のボランティアが集まった。 手をあげている人たちは、今回潜ったダイバーたち...
View Article最高の環境で潜れるようになった女川の海 ~High bridgh(ハイブリッジ)オープン~
「まさか、こんなことになるなんて5年前からは想像もしなかったですね。震災がなければ、きっと今でも葉山でNANAのガイドをしていましたよ。あ、輝さんにクビになっていなければですけどね(笑)」 そのお洒落な外観は表参道のカフェのようだが、ここはダイビングショップ。 「宮城ダイビングサービスHigh bridge(ハイブリッジ)」だ。...
View Article装備にこだわると、ダイビングは劇的に快適になる!? ~コンフィグレーションとバランス調整~
日本でも注目を浴びつつあるサイドマウント・ダイビング。しかし、「正しく普及されていないのでは?」と危惧する田原浩一さんが言う“本当のサイドマウント・ダイビング”とは? 実際に講習を受けたレポートです。 連載第1回 セールストークが先行するサイドマウント・ダイビングへの危惧 連載第2回 「エントリーが楽ちん」は本当か? ~巷で言われているメリットの真実~ 自分に最適な装備で潜りやすさは劇的に変わる...
View Article「水平姿勢が楽、泳ぐ抵抗が少ない」は本当か? ~巷で言われているメリットの真実~
日本でも注目を浴びつつあるサイドマウント・ダイビング。 しかし、「正しく普及されていないのでは?」と危惧する田原浩一さんが言う“本当のサイドマウント・ダイビング”とは? 実際に体験してみたレポートです。 今回は、「巷で言われているメリットの真実」の続きです。 連載第1回 セールストークが先行するサイドマウント・ダイビングへの危惧 連載第2回 「エントリーが楽ちん」は本当か?...
View Articleサイドマウントは1日にして成らず ~テックの世界をかじってみる~
コンフィグとバランス調整が終わると、サイドマウントならではの講習体験を2日間みっちりと……。 どんなことを体験したのか、かいつまんで紹介し、最後に、講習を受けた感想をまとめます。 連載第1回 セールストークが先行するサイドマウント・ダイビングへの危惧 連載第2回 「エントリーが楽ちん」は本当か? ~巷で言われているメリットの真実~ 連載第3回 「水平姿勢が楽、泳ぐ抵抗が少ない」は本当か?...
View Articleダイバーがマンタをレスキューする話題の映像
ダイバーが一度は会いたい憧れの生物といえばマンタ。 “海を飛ぶ”姿は美しく優雅です。 そんなマンタをダイバーが救う映像を紹介します。 フィリピンでダイビング中、漁網が巻き付いたマンタが現れました。 彼女の右翼(と呼びます)にはラインが30センチほど食い込み、右翼後方はざっくり裂け、大きな傷になっています。 それを見たガイドは、即座に行動。...
View Article鳥取・田後(たじり)の海でダンゴウオがいっぱい見られる理由とは?
(撮影/中村卓哉) ダイバーに人気のダンゴウオが、1枚の海藻に20個体、1ダイブで60個体以上……。 そんな数々のダンゴウオ伝説を残す鳥取県・岩美町「田後(たじり)」の海だが、ふとした疑問。 なぜ、田後にはこんなにダンゴウオが多いのだろう? また、生物相が豊富なのか。...
View Articleたったの1日でダンゴウオをどれだけ撮れるのか? ~水中カメラマン・中村卓哉はじめての田後~
(撮影/中村卓哉) 今回、岩美町・田後(たじり)の取材では、“ジオダイブ”がテーマ。 迫力あるワイドシーンや初公開ポイントの紹介をするはずだったが、あいにくの海況不良……。 初日から潜れるダイビングポイントが近場に限られてしまった。 そこで、田後の海を初めて潜る、中村卓哉カメラマンに、「このダンゴウオの海とも呼ばれる田後で、今日1日でどれだけダンゴウオが撮れるかやってみよう!」と相成った。...
View Articleガラパゴス化する日本のダイビングシーンに新しい風を ~SDI代表・加藤大典さんインタビュー~
2016年1月1日、テクニカルダイビング・インターナショナルの日本ブランチがスタートした。 ナイトロックスからリブリーザー、ケーブ、レックなど、テクニカルダイビングのための特別なトレーニング教材と教育を提供するTDI(Technical Diving...
View Article下田沖の水深20mに海底温泉オープン! ダイバーに大人気
2016年3月15日、伊豆半島の下田沖、水深20mに海底温泉がオープン。 泉質もよく、ダイバー割引があることから、ダイバーの入浴客が殺到している。 “温泉おじさん”として有名な温泉ソムリエの高木章太さんはダイバーでもあり、長年の夢が本当の意味での海底温泉を作ること。 「ダイバーが海中でゆっくりくつろげる場が欲しかった」...
View Articleすみません、エイプリルフールでした ~海底温泉オープン記事~
4月1日は、そうエイプリルフールです。4月バカです。 ということで、昨日の海底温泉の記事は嘘でした。 ■下田沖の水深20mに海底温泉オープン! ダイバーに大人気 https://oceana.ne.jp/infomation/60587 年に一度の冗談だと思って、海のような広いこころでお許しください。 ただ、まるっきり嘘かといえばそうでもありません。...
View Article24時間営業のナイトダイビング!? ~浮遊系からタツノオトシゴの決定的瞬間まで~
(撮影/中村卓哉) 「ナイトダイビングは何時頃にしますか?」と、当たり前のように言うザキさん(山崎英治)だが、もともとナイトダイビングよりビール派。 しかも水温11度の雨模様とくれば、一瞬ひるむ。 もちろん、仕事なので「いいですね!」となるわけだが、「テラさん、わかりやすいですよね~。大丈夫、ちゃんと楽しめますから」。 ちゃんとバレてる(笑)。 ビールを我慢し、日没を待って出港。...
View Article中村卓哉カメラマンに聞く! マクロ撮影のコツと機材 ~田後フォトギャラリー~
先日、たったの1日でバリエーション豊富なダンゴウオの写真を撮影した中村卓哉カメラマン。 たったの1日でダンゴウオをどれだけ撮れるのか? ダンゴウオの撮影テクニックや機材などについて中村卓哉カメラマンに聞いた。 ーーー まず、ダンゴウオを撮影するコツというか留意点を教えてください。 中村 ダンゴウオに限らず、やみくもにシャッターを切るのではなく、構図の基本を知っておくだけでも撮影に幅が出ます。...
View ArticleQ8.どれくらいのレベル、スキルが必要?~バディダイビングの疑問10~
~バディダイビングをより楽しむために「バディダイビングの疑問10」におこたえしていきます~ Q8.どれくらいのレベル、スキルが必要? A. バディ・ダイビングができるまでのレベルに達した証がCカード。 原則的には、Cカードホルダーであれば可能です。 まずは、Cカード講習で教わったスキルをチェックしてみてください! こちらがバディダイブを登録する際のスキルチェックです。 参考にしてみてください。...
View ArticleQ9.Buddy Diveの仕組みを教えて!~バディダイビングの疑問10~
~バディダイビングをより楽しむために「バディダイビングの疑問10」におこたえしていきます~ Q9.Buddy Diveの仕組みを教えて! A. Buddy Diveは、自己責任で潜るダイバーを応援する予約サイトです。 バディ・ダイビングに必要な要件(スキル、病歴、保険)を満たしていることを自己申告&登録していただければ、加盟店を通じてバディ・ダイビングが可能です。...
View ArticleQ10.一人でも予約できますか?~バディダイビングの疑問10~
~バディダイビングをより楽しむために「バディダイビングの疑問10」におこたえしていきます~ Q10.一人でも予約できますか? A. ダイビングは2人1組の“バディ”単位で潜ることが原則です。 また、バディはお互いのことを理解し、事前にプランを立てる必要があります。 そういう意味では、すでに面識のあるバディ同士での予約が理想的です。...
View Article「水中カメラマン・中村卓哉さんフォトレクチャー @ジオサイト」開催レポート
2016年3月19、20、21日の3連休、鳥取県・田後(たじり)の「ブルーライン田後」主催で、「水中カメラマン・中村卓哉さんフォトレクチャー @ジオサイト」が開催された。 ジオサイトとして有名な海で、地形ポイントを中心に潜る予定だったが、イベント当日はあいにくの海況不良。...
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