先日のアンケート、「2013年、何本くらい潜りましたか?」の結果が出ました。
Note: There is a poll embedded within this post, please visit the site to participate in this post's poll.アンケート投稿者の属性がわからない限り、ダイビング本数のデータから見えてくるのは、せいぜい印象程度のものです。
なので、年間ダイビング本数からモデルケースを想像して、そのダイバー像に近づきたいと思います。
オーシャナ読者、潜っている!?
最も多かったのが、11~30本(27%)で、次が31~50本(24%)。
30本以下で考えると35%、50本以下で考えると59%です。
まず、30本ダイバーとはどういうダイバーなのか。
モデルケースで考えてみると、年に一度の大型連休を利用した南国ダイビングで10~15本程度潜りだめして、毎月1回日帰りダイビングに行くか行かないか程度で30本ちょい。
あるいは、年に2~3回の南国ダイビング、あるいは、毎月日帰りダイビング。
ダイビングが趣味って言えるくらいのダイバーでしょうか。
そう考えると、30本以上が65%ですから、世のダイバー、というより、オーシャナ読者は「潜ってるよね~」という印象です。
統計はないですが、Cカード持っているだけというダイバーも相当いるはずですから、11本以上も立派なアクティブダイバーと考えれば実に92%ということになります。
オーシャナ読者、仕事なにしてるの?
次に50本ダイバーのモデルケース。
5ミリのウエットスーツで快適に潜れるシーズン(6か月)だけ伊豆で毎月1~2回の週末ダイビングが基本で、大型連休で1回海外クルーズ、小さい連休で沖縄ダイビング、って感じでしょうか。
完全にダイバーしていますよね。
休日はダイビングを中心に動いている印象です。
そんなダイバー(50本以上)が41%もいます。
では、100本ダイバーはどうでしょうか。
雨にも負けず低水温にも負けず、欠かすことなく毎週潜っておよそ100本。
南国中心で潜っているとしたら、かなり海外旅行に出かけている人でしょう。
ダイビングが中心の人生と言えるかもしれません。
さすがに、100本以上のダイバーは14%ですが、ダイビングを仕事としている自分がだいたい例年100~150本ですから、1割以上“も”いるとも言えます。
150本以上となると、「仕事は何をしているんですか?」と聞きたくなるレベル(笑)。
皆さん、本当によく潜っています。
1年前とほぼ同じ結果のアンケート
ところで、何でしょうこのデジャブ感。
そう、約1年前に聞いた同じアンケートでも、ほとんど同じ結果でした。
Note: There is a poll embedded within this post, please visit the site to participate in this post's poll.そう考えると、オーシャナを知っているようなアクティブダイバーたちの年間ダイビング本数の分布は、だいたいこんな感じなのかもしれません。
去年より多く潜りたい!?
一方、「2014年は1年間に何本くらい潜りたいですか?」の結果はこちら。
Note: There is a poll embedded within this post, please visit the site to participate in this post's poll.潜った本数50本以上が4割だったのに対して、潜りたい本数は50本以上が7割。
つまり、去年より多く潜りたいという、まあ当たり前といえば当たり前の結果です。
ただ、潜った本数と潜りたい本数の分布を見比べると、潜りたい本数の方が、ひとつずつレイヤーがズレて高めという印象です。
30本だった人は50本、80本だった人は100本というように、割と現実的な線での願望が見えてきて、切実に海を求めているのをヒシヒシ感じます。
皆さんが、去年よりちょっと多めに海を楽しめますように。
おまけ
独断と偏見で、ダイバーの本数に対するダイバー像をまとめてみました。
■10本以下 にわかダイバー
■30本 ダイビングが趣味 (モテる)
■50本 ダイビングに夢中
■100本 海と共に生きている (モテる)
■150本 変態です
■200本 ド変態です! (モテる)
■300本以上 廃人

